ロッキン・ダウン・ザ・駒込ストリート
東京スケバン散歩/駒込
駒込アザレア通り。
なぜかとってもロックンロール。
ロックンロール・ストリート。
……と、言えば。
痛快!ロックンロール通り。
な、な、懐かしい。
あ、そうじゃなくて。
話を駒込のロックンロール通りに戻しましょう。
↑「Good Vibrations」。
お店の名前は単数形ですが、邦題は「グッド・バイブレーション」なので。
↑『SMiLE』!
↑「FUN FUN FUN」…て、ひとつFUNが足りませんが。
ここまでご覧になって「結局ビーチ・ボーイズばっかりかよ。だったらビーチ・ボーイズ・ストリートでいいじゃん」と、お思いになるかもしれませんが……。
じゃん♪
ここにはジミヘンも、ミックも、ディランも、JBも、ジョージも、ボウイも、ジェフ・ベックも、スティービーも、ダニハサも、スライもいる。ローランド・カークまでいる! 涅槃か。
麺好きならご存知、駒込の“ガンコン・ヌードル”。
“ガンコン”というのは“岩・魂“、つまり“ロック”と“ソウル”なのだそう。
おまけ。ベンチャーズもいるよ。♪てけてけ〜。
それはそれとして。
このロックンロール・ストリートことアザレア通りをちょっと脇にそれたところにある、台湾料理の名店“台湾キッチン かのか”へ行きました。
ロックンロール通りから、台湾の街角へ。
もう、このままここに住んで食べ続けたいくらい何もかもが美味しいです。コロナ禍を抜けたら、友達みんな片っ端から連れて行きたいです。
おつまみルーロー。
えっと、名前が思い出せない…台湾オムレツ。
炒飯も、腸詰の塩味とのバランスが絶妙で最高でした。
今日はちょっと凹む出来事があって、夕方、グズグズ涙目で帰宅したんですけど、どうにも気持ちが切り替わらないもので、えいっと久しぶりに外食に出かけました。お店はほぼ全品テイクアウトもOKだそうですが、オーナー店長のお母さんがお料理するオープンキッチンの店内でゆったり過ごす時間はホントにリラックスできて、気分転換にもなりました。
今日、あらためて思ったこと。
世の中、どうにもならないこともあるけれど。たいていのことは、おいしいもの食べて喋って笑って寝れば何とかなっちゃうんだよ。
だからやっぱり、そういう日常がすごく恋しい。
ライヴ観に行って、帰りにおいしいお店に寄ってちょっと何か食べて帰る。
たとえばだよ、この一連のささやかな行為ひとつとっても、それによって我々はどれだけヤなことツラいことをチャラにしてきたか。だよ。だから、そういう生活が戻ってくることは、ムリして散財してオリンピックをやることよりずっと大事だ。少なくとも私にとっては、聖火リレーより急務。
ああ、毎日乾杯したい!