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子どもたちのプレゼンテーション

「地球には大きく3つの温度帯があります。いま私たちが住んでいるところはどれですか?」「人間の身体で一番硬いところはどこですか?」「インターネットはいつから繋がっているでしょうか?」

子どもたちからこんな問い掛けをされます。

もちろんヒントはその子どもたちが行ったプレゼンテーションの中にあるんですが、きちんと聞いていないと見過ごしてしまい(聞き逃してしまい)ます。

教室内のいろんな場所でプレゼンテーション

娘が通う学校は、1クラスが45人程度で、3〜4学年くらいの子どもたちが一緒に暮らしており、現代の日本の小学校と比較しても大世帯です。

ナイス連携のボーイズ。「座って聞いてください」って言われた(しっかりしてる)

年に2回程度、保護者を招いて研究成果を発表するプレゼンテーションイベントがあり、大きな紙に素材をコラージュしたプレゼンボードやノートPCのPowerPointに向かって、2〜3人が代わる代わる台本に沿ってプレゼンしています。

「宇宙の中の地球」がテーマ

テーマは、「コンピュータの歴史」や「人体」、「植物」、「宇宙」、「気候」、「戦争」、「水・空気・炎」など様々です。

プレゼンが終わると、冒頭のような質問を子どもたちから投げかけられます。ドキッとして返答につまります。眼の前で話されたことを反芻しても、うまく英語で返答できず、会心の答えをしたにも関わらず、どうやら違ったみたいで、子どもたちがキョトンとしています(あんたに聞いたんが悪かった、みたいな)。

「コンピュータ」について

隣に座ってた父親が助け舟を出してくれて、どうにか理解できた…という感じ(苦笑)です。

「植物」」について

最後にそのプレゼンに対しての改善点も尋ねられます。殆どの子は早口で棒読みしてしまうので、「強調すべきポイントなどをしっかり声を出して説明したほうがいい」などの注意点を受けていました。

それにしてもこの手法は、能動的な知識を蓄えていくのに良い手法だなと思います。朝夕の送り迎えのときにときどき、「なんで虹は太陽の反対側にあるか知ってる?」とか尋ねられますが、知らない振りして、娘に説明をさせるがいいんだろうなとも思いました。

教室で飼っているトカゲ?



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