類似の法則が自己治癒力を引き出す
私の前回の投稿で、「ホメオパシーって何?」と思った人、いるんじゃないかと思います。そしてサラッとインターネットで検索してくれた人もいるんじゃないかなぁ。
実は、ホメオパシーは日本医学会では物議を醸し出している治療でもあるので、笑 簡単にですが、きちんと説明をしていきたいと思います。
今回はシンプルな例を使って、他の治癒法と比較してみましょう。
発熱がおきた時、あなたはどうする?
*「熱には熱を」布団をしっかりかぶってあったかくして汗をかいて熱を出しきる。これはホメオパシー的対処です。峠をこえるとスッキリしますね。
ホメオ(homeo)= 類似の
バシー(pathy)=療法
*「熱を抑え込む」解熱剤を服用して、速やかに熱を下げる。これはアンティバシー的対処です。すぐに楽になりますが、解熱剤の副作用や自己治癒力の低下が心配です。
アンティ(anti)=反対の
バシー(pathy)=療法
では、悲しい出来事があった時あなたはどうする?
*「悲しみにどっぷりつかる」泣いて泣いて落ち込みます。話を聴いてもらったり、悲しい歌を聴いたり。これはホメオパシー 的対処です。泣いてスッキリ。
*「悲しみを明るさでふきとばす」何か楽しいことを無理矢理やる。コメディ映画をみたり。これはアンティバシー 的対処です。
虚しさが残りそう。
*「悲しみを紛らわす」何か氣が紛れるようなことをする。コレはアロパシー的対処です。また悲しみの波が来そう。
アロ(allo) = 他の
パシー(pathy)=治療
それではあなたの体験をもとに、もっと複雑な病氣の治療には、どのような対処がされているか思い浮かべてみてください。
現代医学は殆どがアンティバシーかアロパシーを使っていることが分かりますね。
症状を抑え込んだり氣を紛らわせたり。
ホメオパシーは自分の状態を受けいれ、心身の反応と同じ方向にサポートします。最終的に治すのは自己治癒力。自分が頼りなので、時には越えないといけない壁が大きくてしんどいかもしれません。
それでも、ひとつひとつの病氣や不調にきちんと向かい合うことは、自分と向かいあうことなんじゃないかなと思います。
また書きます。