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原点回帰。おかえり、私。

前置き

2022年初夏。
ミュージカル刀剣乱舞真剣乱舞祭202前半公演を終えたオタク(私)は満足していた。
オタク念願のソロを格好良く歌い上げた推しは最高にカッコよかった。(前回記事参照)
前回記事の最後に双騎を….!!と書いたものの、もはやそれは実現しない夢みたいな感覚だった。

満足したオタクにその先への熱量はなかった。
私はミュージカル刀剣乱舞への興味を一気に失っていった。伊達双騎も本公演も見る気さえなかったし、いまだに見ていない。

2022年夏以降、私は太田さんの出演舞台等に変わらず足を運びながら、かわいくてかっこいい最強アイドルグループ、アンジュルム沼へ勢いよくドボンしていた。

これは完全に余談になりますが、私のアンジュルムの推し、伊勢鈴蘭ちゃんは太田さんと同じ1月19日生まれ、お顔ちっちゃいスタイルいいキューティーで素敵なアイドルです。友人から、お前の好きな女はみんな揃って童貞が好きそうな感じだと言われましたがその通り過ぎてぐうの音も出ません。同じ趣味の同志の方で万が一こんな辺境の記事を見かけていたら是非チェックしてみてください。

前置きが長い….。

そしてまた振り出しに戻る

今日も今日とても華麗に定時上がりをキメて、YouTubeを見ながら優雅なアフター5を過ごしていたところへ突然それはやってきた。

千子村正 蜻蛉切 双騎出陣

太田さんの秋以降のスケジュールが夏が終わりかけの今になっても出ていなかったから、何かしらの2.5舞台に出演が決まっているのだろうとは思っていた。

でもそれは聞いてない。

あまりにも予想してなかったところからローキックぶちかまされて一発KO、人気薄の競走馬がG1勝って大負けしたようなあの感じ(?)、思わず微笑みがこぼれ、その瞬間一気に瞳孔が開く音がした(??)

そして慎重に公式サイトをゆっくりと、心を落ち着かせようと努力しながら読む。スッとスクロールしかけて、慌てて元に戻した。とんでもねえ。

演出 太田基裕 spi

嗚呼、なんということ。
あまりにも想像を超えていた。そして何よりもどきどきしていた。
この感覚は、葵咲本紀のときと同じかもしれない。これが本当に最後になるかもしれないと思っていた、4年前のあの感覚に近い。
4年前と少し違うのは、切実さや必死さよりも純粋に楽しみでどきどきしている感覚が強いことかもしれない。

4年前の、もっというと千子村正にドボンした6年前、2017年春に、私は戻ってきた。

おかえり、私。チケット確保、頑張ろうね。

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