令和は、アイデンティティの時代
世代論
広告代理店によって事後的に一般化された名称なので、Z世代という用語自体の定義を知っている人も殆どいない。
Z世代 1990年代半ばから2010年代前半、現代12歳から28歳前後の若者を示す言葉。
Z世代の中で、Z世代という雑な区分は使われていないが、世代論は多く使われている。
広告代理店の用語は雑なカテゴライズが過ぎていて、抽象名詞としてしか浸透していない。
Z世代の実存としては、bio欄に西暦の下二桁を書く事などから、より厳密なカテゴライズを求めている。
キャラクター商法
MBTI
因みに、2010年頃に岡田斗司夫が作っていた性格四タイプは、向性・内向性、抽象的・具体的【MBTIでいう外向型と内向型(E⇆N)思考型と感情型(T⇆F)】を定量評価している。
性格診断は歴史が長く、自分の性格タイプを判定されたいという欲求は人間の基底的欲求だと結論付けられる。更に細分化していく需要が増えたのは、アイデンティティが定まっていない事に対する不安が、若年層で普遍的な悩みになっているから。(アイデンティティクライシスの問題)
アイデンティティクライシスが起こる理由
資本主義によって競争が激化し、コスパやタイパなどを求める。
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競争の中に、足の引っ張り合いという競争も激化する。(過度なポリコレ、キャンセルカルチャー) ↓
最初から合わない人間とマッチングする(無駄な時間と金の浪費)や(トラブル)を防ぐ為に、便宜上より厳密な分類の需要が高まる。
(メリット)キャラクター(人格)をはっきりさせる事によって、需要がある環境を、見つけやすい/見つけられやすい。
(デメリット)分類されたキャラクターに偏見が生まれて、新たな差別が生まれる。人間のコンテンツ化が進み、少しの不和も許容できなくなる。
Vtuber 設定という外部的人格と演者の内部的人格の二つを、エンターテイメントにしているからコンテンツとして強い。複数のキャラがある事で、深そうな人間に見える。
類似する多重人格商法(プライベートでギャップを見せる、仕事で役を演じる)