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ちゃぁ室長の初級・中級 中国語習得Method プロローグ

 こんにちは。中国語お悩み相談室 室長のちゃぁです。まず初めに”中国語を楽しく習得し、そして心を豊にするコツ!”をテーマにこのマガジンを作るきっかけを書きたいと思います。

 みなさんは、中国語を学習する上で大切なことは何だと思いますか。
中国語に限らず語学学習は、発音、単語・語彙、文法、文章を暗記、リスニング、リーディング、ライティング、昨今ではシャドウイングやディクテーションでインプット(記憶)、実際の会話やレターでアウトプットを繰り返して定着させていくといったやり方をします。
 ひたすら暗記して口に出すことを繰り返すことで、初めの内は意外とすんなりと覚えることができますが、ある時、突然ピタッと止まることがあります。 
 
 私が本格的に中国語の学習をスタートしたのは1994年、34才の時の中国長期駐在でした。赴任先は北京と上海の真ん中ぐらいにある地方都市で、当時、日本語はおろか英語さえ通用しないオール中国語のど真ん中に放り込まれました。

 学生時代に第二外国語として中国語を選択していたのですが単位を取るためだけで、まったく通用しません。
 それでも、タクシーに乗る、市場で買い物をする、レストランで注文をする等々あらゆる場面で、生きていくために中国語を話ざるを得ません。
 毎晩、仕事が終わるとひたすらインプットをしては朝昼は必至でアウトプットを繰り返す内に通じるようになってきます。3カ月もすると会話もできるようになり、時には「中国語が上手ですね」とか「あなたはシンガポール人ですか」と言われて悦にいったものでした。
 
 しかし、それから3年余りの駐在員生活の中、少しづつ上達はしましたが、ネイティブ同士の会話やテレビ、新聞などは、ほぼわからないまま、十年後2度目の駐在の時も同じようなものです。

 去年、定年退職を迎え、改めて、きちんと学習し直そうと思い立ち、一年間、ひたすら中国語学習に明け暮れ、半年でHSK5級を取得、現在6級に挑戦中です。

 ここでは、これから中国語を始める、最近始めた、あるいは行き詰まっている方々に私の2度の駐在員時代、定年後の学習に明け暮れた1年の経験を通じて得た学習方法や、実際現地で実際に感じたことを”中国語を楽しく習得し、そして心を豊にするコツ!”をテーマにお伝えしていきたいと思います。
 皆様の学習の一助となれば幸いです。

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