未経験者がマウスと無料ソフトだけでアニメーション動画を作るロードマップ【手元の武器だけでここまで戦える!】
ダチベと申します。
本noteは以下のような方に特に的確です。
①アニメーションを自分で作ってみたいけど、何から始めたらいいか分からない。
②PCで本格的に絵を描いたことがない。
③ペンタブや編集ソフトが高額でチャレンジするにも敷居が高いと感じる。
上述の3点は正に当初の私と同じです。
私も特に③に関しては
「何万円も初期投資して無駄になったらどうしよう」
という不安がよぎり、足踏みしました。
とりあえず無料でできる手段を組み合わせてなんとかならないかと、試行錯誤する日々を過ごし、現在ではようやく自分なりのスタイルを確立できるに至りました。
絵柄など色々ツッコミどころはあるかと思いますが…
これでもYouTubeチャンネル登録者3,000人以上には成長させられました。
ペンタブではなく、全てマウスで描いています。
無料の「Microsoftペイント」を使用しています。
「マウスで絵を描くなんて思ったように線も描けない。ド下手な絵しか描けないんだから論外だ」
と考える方もいると思います。
確かに一般的に指す「上手い絵」を目指す上では大きなハンディキャップになります。
描くスピードの点でもマウスのキャパ天井は高くはありません。
しかしアニメーションの評価は絵の品質だけでしょうか。
「このくらいの品質の絵が必要」という一般的なイメージは皆さんお持ちだと思います。
しかし、そのイメージから大きく外れて成功した例があります。
ポプテピピックです。
特にボブネミミッミのコーナーは顕著です。
無茶苦茶な絵とよく分からない動き、クセになるセリフが頭に残り、電子ドラッグなどとも呼ばれています。
この作品は「クソアニメ」であることすら公言しています。
しかしながら、視聴者はクソアニメであることを認めつつ、エンタメとして評価しています。
根強い評価により、漫画もアニメもクソ作品として人気コンテンツに君臨しています。
「ボブネミミッミ以外の作画は普通だし別にポプテピピックはボブネミミッミのおかげで評価されているわけではない」のは確かです。
が、少なくともボブネミミッミも評価されています。
クソであることそのものがエンタメとして成立しているのです。
では「綺麗な絵が描けない場合はクソであることを売りにしなければ評価されないのか」というと、それも違うと考えます。
例えば広告やSNSなども含め日常で目にするアニメーションの作画を思い出してみてください。
どの絵も人の髪の毛は細かく描かれているでしょうか?
どの絵も陰影は付いているでしょうか?
そんなことはないですよね。
絵本のような絵柄のものや、ポップなもの、子供の落書きのようなもの、様々な絵柄があります。
Twitterでバズっている手描きアニメなどは特に、かなり殴り描きのようなものでも絵が動いているとなんだか観てしまうものが結構あります。
「絵が動いている」というだけで、それはもうエンタメとして成立しているのです。
「絵の品質」は、作品を評価する一手段に過ぎません。
「絵の品質は高くありたい」と思うことは立派なことですが、「品質は高くなければならない」と思うのはマイナスだと考えます。
高みを目指すにしても、低いハードルから順に越えて行くべきなのです。
作曲家・歌手として有名な米津玄師は、実はイラストレーターとしても才能を発揮しています。
彼は自身の楽曲のMVを自身で描いています。当初はマウスでイラストを描きはじめ、途中でペンタブに移行しています。
いきなりペンタブで入らずとも、マウスでやってみて手応えを感じたらペンタブを買う。
このステップでもよいのです。
「やってみたいなら挑戦しない言い訳をせず、重い腰を上げて行動するしかない」
というのが頭で分かっている方は多いと思います。
ただそこにもう一押し、必要なマインドがあります。
それは挑戦のハードルを下げることです。
品質の高い絵を描ける技術が有利に働くのは間違いありません。
が、
「品質が高くなければならない」と思うことが、挑戦するハードルを上げ、「挑戦してれば大成功していたはずの事」をできなくしてしまいます。
・完璧に作らないといけない。
・上手くないといけない。
・機材に投資しないとクオリティが下がるから駄目
・評価されなければならない
これらは全て挑戦のハードルを上げるマインドです。
せっかくやりたいマインドがあるのに、自身で無意識にハードルを上げてしまい、自身で挫折しやすい環境を作りだしています。
本腰を入れて挑戦する前に、挑戦しやすい環境づくりをしなくてはならないのです。
多くの人は、この挑戦しやすい環境づくりの必要性に気付かず、せっかくのチャンスを自身で閉ざしてしまいます。
これはアニメーション制作に限らず、プログラミングスキルを身につけたい、ゲームで強くなりたい、英語が話せるようになりたいなどなど…
世の中の全ての挑戦に当てはまります。
①ハードルを下げて挑戦する
②習慣化する
③成長にエネルギーが必要無くなる
このエスカレーターに乗って挑戦が実りに繋がります。
あなたが趣味としているもの、好きなことであれば、それを行動する事にエネルギーは不要でしょう。
無意識にやっている。もはや「挑戦する」という感覚すら無いと思います。それが習慣化している状態です。
イチロー選手の言葉に「努力していると感じている状態はまずいでしょうね」というものがあります。
挑戦にエネルギーを使っている状態であれば、実りに至る前に挫折してしまうのです。
「アニメーション制作をやってみたい」というマインドを活かすために、挑戦する足止めになる障壁は徹底的に排除すべきです。
「何から始めたらいいか分からない」という障壁はこの記事で排除されます。
まずは低いハードルで跳んでみて、いけそうと思ったらアクセルベタ踏みでよいのです。
【注意事項】
①この記事では既にペンタブをお持ちの方でも実践できる方法を記載しています。
ただし記事はペンタブや付随する描画ソフトが無い前提で書いています。
②OSはWindows、ペイントソフトはWindowsに標準装備の「Microsoftペイント」を想定して記載しています。
③この先は間もなく有料記事に切り替わります。1,000円ですが、高いと感じる方を私は否定する気は一切ありません。1,000円以上の価値を期待する方のみ購入すべきだと思っています。
私は1,000円という価格設定は、私がこの記事を作成できるに至るまで動画制作に費やした時間と比較すると安過ぎると思っています。
この記事のとおりに作業すれば、アニメーション動画が出来上がります。
とりあえずできる状態に辿り着けるので、そこから自身でブラッシュアップするもよし、やり方をアレンジするもよし、そのままのやり方を踏襲するもよしです。
ゼロの状態から確実に次のステップに進むことができます。
また、私のオンラインサロンに入会いただくと、会費の月額880円でこの記事が読めます。
会員サービスとしては主に以下のものです。
ペンタブや編集ソフトが何も無い状態からアニメーション動画を完成させるまでのロードマップ(この記事)を発信
ダチベが投稿しているアニメーション動画のレイヤー構造を発信
動画制作における小ネタを発信
YouTube動画広告の出稿手順とメリデメを発信
活動を継続するためのマインドセットを発信
ダチベの歌ってみた動画作成の手順を発信
ダチベのYouTubeコミュニティにてメンバーの作品を宣伝
※もちろん相談や質問し放題です。
↓コチラの画像をクリック(タップ)でサロンページへ飛べます。
では記事の本題に入ります。
コチラの動画の制作過程をサンプルに解説します。
↓
この制作過程を「フリーソフトのダウンロード」から「動画完成」まで一部始終解説します。
やり方を真似すれば動画ができるので、自身の作りたい動画に置き換えて手順をなぞってみてください。
準備物
それでは準備物の説明から入ります↓
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