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人生で初めてクーリングオフをした件

今から私が書くことは、営業職の人から見たら不快かもしれない。
もしかして悪口を書くかもしれないので、ぜひここで回れ右をしてほしい。
私は別にあなた方と戦いたいわけではないのだ。

だけど

営業と勧誘されるのが苦手だーーーーー!

営業と勧誘にいい思い出が一切ない。
イオンによくいるウォーターサーバー軍団。
無視しようとしても引き留めてくる。
「ママー、ジュース飲みたいー」とナイスタイミングな息子のグズりですら
「あ!じゃあ僕とあっちにジュース買いに行こっか★」とか言って
超迷惑なチームワークを発揮して息子と離して勧誘してくる。
「いやいやいや、結構です。」と会話しないといけない状況を作ってくる。
会話したが最後、どれだけ必要ないと言えども結構な時間を取られるのだ。

疲れ果ててやっとの休みに「癒されたい・・・」と思って行ったエステも、幸せを感じるのも束の間、すぐさま商品の勧誘だ。
物販をしてこその稼ぎなのかもしれないが、結構しつこいので結局どっと疲れた。
癒しとは・・・?全然リラクゼーションではない。

車を買い替えようと思い車屋さんへ行ったときは、
車だけならず提携している保険屋さんへの切り替えを勧められた。
現在加入している保険の等級そのまま引き継げるそうだし見積もりを貰うと安かったので、長年付き合いのあった保険屋さんだがこれを機に切り替えをしようと思い話を聞くと
「提携の保険会社にはこちらから手続きするので、ゆがみ様は今加入している保険会社さんに、いつでもいいので保険切替の連絡を入れてください」とのこと。

そして切り替え先の保険会社へ保険料を年払いし、今までの保険屋さんに連絡すると、話が全然違うのだ。
等級を引き継いで切替の場合、同日に手続きしないといけないと。

さっぱり訳のわからない私は今までの保険屋さんに
「ど、ど、どうしたらいいですかねぇ~(^_^;)」と泣きつく他なかった。
事故をしたときもそうだが、担当のひょろひょろおじさんがとても頼もしく思えた。
もうあなたを裏切りません。そう心に誓った。

結局事細かく指示してくれ、車屋提携の保険を解約した。
年払いした8万円のうち返金されたのは2万円だった。
無知ゆえの勉強代だと思う事にして、この車屋の敷居を跨ぐことは二度とないぞと1人鼻息荒く決意した。
「初回の車検はウチで受けてくださいね!」と言われていたが、絶対に行かない。

とにもかくにも、いい思い出がないので苦手なのだ。

そしてえんやっとこさ本題に入る。
先日息子のために英会話の体験教室を申し込んだのだ。
私が教えたわけでも保育園で習ったわけでもなく、息子は
Youtubeを見て勝手にアルファベットを覚えたのだ。
ひらがなより先に。
ひらがなは自分の名前3文字がやっと書けるくらい。
それに"つ"は反対向きだ。
しかしアルファベットはA~Zまで全部書ける。ちょっと違うのもあるけど。
ABCの歌も延々と歌っている。
この興味津々な時期を無駄にしてはならぬ!と鼻息荒くなった私は
近所の英会話教室を探し体験教室に申し込んでみた。

電話をすると声の低めな女性が
「うちの教室では、先生がお家にお伺いして体験教室を行ってます!
 最初に広い教室に来ると緊張しちゃう子が多いので、
 リラックスした状態で体験していただくためです★」とのこと。


えぇぇぇぇぇ、めんどーーーーーーーっ。

しかしこれも愛する息子のため。
面倒くさいを理由に機会を逃してはならぬと思い、申し込みを続行した。

体験教室の前日になり、確認の電話が入った。
申し込みのときと同じ人だったのだが、住所の確認の際に

「今ぼくのほうでGooglemap見てて
 ご自宅は似たような建物があるけど、奥の方で合ってますか?」

・・・ぼく?
声の低い女性と思ってたら男の人やったのね・・・ハハハ
勝手に女性と勘違いして、勝手に混乱している私。
予定の確認もほぼ上の空で当日となった。


こんな勝手な勘違いをしたおかげで
当日の予定時間の少し前にふと思ったことがある。

”家にくる先生って女の人だよな・・・?”

これもまた偏見かもしれないが、英会話教室の先生は女の人のイメージなのだ。
男性は外国の先生ってイメージ。
しかもお家に来るんだし?
話の流れで離婚してることも言ったし?
まぁまぁまぁ、女の人が来るでしょう。と心を落ち着かせた。


しかし、ピンポーンとなったチャイムの先には男性が居た。
はぁ・・・嫌だな・・・と思いながら家にあげ、体験教室が始まった。

息子は体験教室をとても楽しそうに受けていた。
だけど2時間のうち、1時間あるかないかくらいで終わった。

え?じゃあ残りの1時間は何したのって?


勧誘だよ/(^o^)\

まずは英会話教室の料金の説明。
その金額はまぁ妥当かなっていう金額だった。
しかしそれから、教材費がプラスされるとのこと。
教材費がプラス5000円ほど。※毎月
まぁその教材もいいものだとは思うんだ。
おうちで英語を楽しく学べる!キラリン★みたいな。
でもそうなると、毎月の月謝が2万近くなるわけで。
ちょっとよく考えたいなーと思っていた。

そんな私を置いて、先生はどんどんと話を進める。
「今なら初心者クラスが〇曜日に1名と〇曜日に2名だけ空いてます!
 とっても人気で空きが出たのも数年ぶりなんですよ~~
 お母さん、何曜日が希望ですか?」

数年ぶりなんて本当かいな・・・と思いながら、
「ちょっとパパの都合もあるので検討しますー」とやんわりと断る。

はい!先生のターン!
「いやいや!先着申込順でどんどん埋まっていくので!
 お母さんの希望で決めちゃっていいと思いますよ!
 契約書も今持ってきてるんでね!仮登録だけでもしちゃいましょう!」

狼狽えるゆがみ選手
「あぁ・・・うーん。〇曜日の方が私は都合がいいですけど・・・」

先生
「〇曜日ですね!了解です!じゃあ時間も遅くなってきてるんで
 ささっと申し込みしちゃいましょう!ここに入力してください!」

白目のゆがみ選手
「ああぁ・・・・。」

誘導されるがままに入力を始めていると、しれーっとまた料金の話を始めた。

「この教材、最初に一括で払ってしまう人も多いんですよー!
 そしたら月々は〇〇円で済むんでねー!
 一括で払うと43万円なんですけどね!
 あ!でも全然分割で払う人も居るんで、どうしますぅ?
 何回払いにしましょう?
 僕がさっき説明した毎月5000円っていうのは5年払いで年に2回ボーナス払いがあっていつもの料金にプラス2万です~~。」

と、さらっと説明したのだ。
もう頭の中は混乱状態だ。
なんなんだコイツは。最初に言ってくれよ。

「じゃ、5年コースにしますね~、
 はい、クレジットの審査の様式にも入力お願いしまーす」

どんどん暴走していく先生。
はたして5年も英会話教室に通うのだろうか。
ただ体験してみたかっただけなのに。
だいたいいくらかな~って知りたかっただけなのに。
わたしはどうしてこうもNOと言えないのだろうか。
「考えます!!!!」って突き返せばいいのに。
鬱々とするゆがみちゃん。契約が取れ意気揚々としゃべり続ける先生。
体験教室という概念がないので、
「次は何してあそぶーーーー?!」とソファーの上でジャンプし続ける息子。
ちびまるこちゃんだったら今、なんていうだろうか。
野口さんの「ククク・・・」って声が間違いなく入っているだろう。

もういやだ・・・と思いながら契約書類が完成し、最終確認と説明が始まった。
大量の書類を説明されたが、その中に希望の光が見えたのだ。

「うちは自信をもって活動しているので、
 クーリングオフという制度もちゃんとあります!」

葬式中のような顔をしていた私だが、ここで元気を取り戻した。
にこやかな顔で先生の話を聞くことが出来た。
コイツ(ひどい)が帰ったらすぐにクーリングオフすることを決めたからだ。

満足げに説明しおわり、先生は我が家を後にした。
きっと彼は、よっしゃー楽勝楽勝!契約いただきぃ!
って思っていたに違いないだろう。
この苦痛の1時間の仕返しをするがごとく光の速さでクーリングオフした。
電話でいうのかなーと思ったがQRコードを読み込んで簡単に申し入れが出来た。
玄関に置いている浄化用の塩水(また後日記事にする)の前で
もう二度とこの人と関わることがありませんように。と祈っておいた。

水しらずの者を家にあげ、大金の契約をさせられかけ、散々な1日であった。
家も知られているので、私がクーリングオフしたことを恨み、後日放火されたりしないかビビっている。(絶対ないけど)

みんな自分の仕事を全うしているのは分かる。
けれど相手の気持ちも汲み取れないような、グイグイくるようなのは嫌だ。
どんなものであれ、拒否反応が勝って、モノを知ろうとする気にすらなれない。
まず初手はサラーーっとおすすめするね☆くらいにしてほしい。
気になればこちらから声をかけるからーーーー!

以上、そのうち詐欺にでもあうんじゃないかな?って不安なゆがみちゃんでした。

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ゆがみちゃん
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