『ダブドリ Vol.14』インタビュー06 石原柚香&鬼塚彩乃&坂本雅&石牧葵（愛知学泉大学）
2022年5月27日刊行の『ダブドリ Vol.14』(株式会社ダブドリ)より、愛知学泉大学女子バスケットボール部の４選手のインタビューの冒頭部分を無料公開します。インタビュアーは宮本將廣。なお、所属・肩書等はインタビュー当時のものです。
打倒関東、日本一を掲げ、インカレ2021で4位入賞を果たした愛知学泉大学。歴史を受け継ぎ、来年こそは日本一にと燃える彼女達の想いと魅力を迫った。（取材日：2月14日）
木村先生に教えてもらいたい。（石原、鬼塚）
宮本 出身高校と愛知学泉大学への進学を決めた理由を教えてもらえますか？
石原 高校は聖カタリナ学園で、愛知学泉は高校と結構交流があって、木村（功）先生（愛知学泉大監督）に教えてもらいたいと思って入学しました。
鬼塚 私は福大若葉高校出身で、愛知学泉に入学した理由は木村先生に教えてもらいたいと思ったからです。
坂本 桜花学園高校出身です。大学に行きたいと思っていて、最初は違うところを考えていたけど、木村先生と話して気持ちが変わって愛知学泉に決めました。
石牧 私は浜松開誠館高校出身で、木村先生が東海新人を見に来てくれていて……。
宮本 あ！ 桜花に勝ったやつですか？
石牧 そうです。その時に自分を知ってもらって、誘ってもらいました。
宮本 その時の桜花学園の印象は？
石牧 浜松開誠館の三島（正敬）先生に「桜花に勝ったら、人生変わるぞ」って言われて、頑張ろうって思いました（笑）。新人戦だし気楽な気持ちで臨めたので……。いい思い出ですね（笑）。
一同 ハハハハハ。
宮本 桜花側はどんな感じでした？
坂本 もうやばいしかないですよね。その後は……ほんと大変でした（笑）。
インカレは関東のためにあるわけじゃない。
宮本 正直、関東が大学バスケのメインと見られている中で、インカレ2021で愛知学泉が4位になりました。結果に繋がった鍵になることとかありますか？
石原 インカレに対する意識は毎年強くなっていると思います。「インカレは関東のためにあるわけじゃない」という言葉はずっと言われ続けていました。
宮本 そもそも愛知学泉にはどういうメンタリティで来たんですか？
石原 正直、入学した時は日本一を目指すという意識はなかったです。だけど、先輩達が関東を倒して日本一になるっていう気持ちで練習しているのをすごく感じたから、入ってからは日本一を目指そうと思いました。
宮本 鬼塚さんはどうですか？
鬼塚 自分も一緒です。
一同 ハハハハ。
鬼塚 本当に！ 本当に一緒です（笑）。
石牧 私はずっと地元でやっていて、木村先生に教えてもらいたかったし、愛知学泉が最近は優勝できてないから、ここで日本一を目指すのは面白いかなと思って……学泉を選びました（笑）。
石原 それ、前の質問だから（笑）！
鬼塚・坂本 ハハハハハ。
坂本 私は「関東に勝たないといけない」という話を最初に聞いて、それは面白いなって思いました。あとは自分のプレースタイルが学泉に合ってるとか、木村先生に教わった方がいいよと言われることがすごく多かったんです。だから……学泉に決めました（笑）。
一同 アハハハハ。
坂本 やばい、戻ってしまった（笑）。
石原 絶対そうなると思った（笑）！
坂本 ちょっと頑張ろうと思ったけど、もう言っちゃえと思ってしまった（笑）。
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