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リーグ戦終了!大学女子バスケの注目プレーヤー紹介と勝手にダブドリMIP&MVPを選出!

大学女子バスケットボールのレベルが年々上がっている。ダブドリは、白鴎大学を中心に関東大学女子バスケを取材している。昨シーズンはそんな白鴎大学が皇后杯でベスト8に入り、準優勝したENEOSサンフラワーズにあと一歩まで迫った。大学バスケは4年間で成長を見せる才能豊かな選手がたくさんいる。今回は第74回関東大学女子バスケットボールリーグ1部の取材を終えて、ダブドリが注目した選手たちをポジションごとに紹介していく。最後にリーグでのダブドリMIPとMVPを勝手に選考させていただく。(記事・写真 宮本將廣)

ポイントガード

山田葵/筑波大学 4年
この世代の大学No.1ガード山田葵。筑波大学の才能豊かなタレントたちをリードする存在。コンボガードとしてもプレーできる得点力に長けたガード。リーグ戦は4位に終わったが、インカレ優勝を狙える戦力が揃っている。その中心に立つのは彼女しかいない。

湊崎天音/筑波大学 4年
山田葵がスコアを重ねていけるのは、湊崎天音がいるからと言っても過言では
ない。うまくボールを散らし、ゲームを作りながら隙をつくアタックは筑波大学の
大きな武器。バスケIQは大学トップクラスで筑波大学になくてはならない存在。

堀越梨々夏/拓殖大学 3年
拓殖大学をまとめるゲームメイカー。彼女が拓殖のアップテンポなバスケットボールを作っていく。プレーに穴がなく、シュート力にも長けているため、相手がどのような守り方をしても自分のバスケットボールが表現できる力を持っている。

永田姫舞/日本体育大学 3年
ダブドリが選ぶ次世代の大学No.1ガード候補。彼女のペイントタッチが日体大の生命線となる。得点力のある宮城、近藤を生かしながら、自身もスコアを重ねていけるようになってきた。インカレでも注目してほしいポイントガード。

池田凜/白鴎大学 2年
新人インカレ4位の悔しさを胸に、リーグ戦で驚きの成長を見せた王者白鴎のスターティングガード。白鴎の伝統であるガードの激しいディフェンスを見せることで、チームにリズムを持ってこれる存在になった。オフェンスはスピードあふれるペイントタッチが魅力。

佐々木凜/白鴎大学 2年
トーナメント、新人戦、リーグ戦と着実に力をつけてきた大学バスケ界期待のビッグガード。オフェンスフローを作れるようになってきたことにプラスして、サイズを活かしたリバウンドからの得点という自身の強みを活かせるようになったことで、セカンドユニットの違いを作り出している。

山宮好葉/早稲田大学 2年
新人インカレを制した早稲田の若きポイントガード。クレバーなプレーが魅力で、アシストをしながら自身でも得点を狙える。状況判断に長けており、切り替えの部分での判断が上手い。早稲田インカレ制覇のキーパーソン。

シューティングガード

黒川菜津奈/拓殖大学 4年
3年生中心の拓殖大学において、リーダーとしてチームをまとめるコンボガード。リーグ戦ではプレータイムが短いときもあり、自身の役割に悩んでいるようにも見えたが、終盤は思い切りのいいスリーポイントでチームを勝利に導いた。最後のインカレで爆発を期待したいプレーヤー。

宮城楽子/日本体育大学 3年
日体大のスコアラーとして活躍する宮城。様々な得点パターンを持ち、苦しいときにゴールまでの道をこじ開ける個の力を持つ稀有な存在。調子のムラはあるのが、それはまだまだ伸び代があるとも言える。インカレでハマれば、一気に日体大は上位候補に躍り出る。

西ファトゥマ七南/早稲田大学 3年
スタメンに下級生の多い早稲田大学において、バランサーも兼ねる3年生。3x3を経験してから、自身の強みであるアタックとシュートの使い分けがうまくいっているという。身体能力を活かしたブロックショットなどで会場を沸かせた。

伊藤虹歩/専修大学 3年
大型ガードとして、スリーポイントシュートを武器に専修大学のスコアラーとして活躍。まだまだ伸び代だらけなので、最終学年となる4年生でどんな選手になるのか楽しみな存在。

上野心音/筑波大学 2年
2年後の大学No.1プレーヤーになれる素質を持った筑波のウイングプレーヤー。鋭いアタックとアウトサイドのシュート力で、スタメンでもベンチからでも仕事ができる。インカレでは山田葵とどう共存するか。うまくハマれば筑波の爆発力は大学屈指。注目するべきプレーヤー。

スモールフォワード

舘山萌菜/白鴎大学 4年
ダブドリが選ぶ大学No.1プレーヤーであり、リーグ戦のMVPを受賞。1年次からプレータイムを掴んでいたが、プレーエリアが広くなり、3番から5番までをカバーできる能力とIQ、そしてリーダーシップを持つ。アウトサイドのシュートの確率も上がり、最後のインカレで圧倒的なプレーを見せてほしいプレーヤー。

江頭璃梨/早稲田大学 4年
抜群のセンスを持つ早稲田のキープレーヤープレーヤー。ドライブをしているときから、逆サイドに視野を取ることができ、そこにボールを飛ばすこともできる。絶妙な感覚でフロアバランスを取れ、オンボールでもオフボールでも効果的なプレーができるユーティリティプレーヤー。

佐藤恋々/拓殖大学 3年
ダブドリが選ぶ次世代の大学No.1候補。ディフェンス、シュート、アタックとすべてのプレーを高いレベルでこなすことができ、線の細さを感じさせないフィジカルの強さも持つ。すでにハイレベルなプレーをしているのに、まだまだ伸び代を感じさせるのが魅力。

田平真弥/立教大学 3年
立教大学1部昇格の立役者。全てのプレーをハイレベルでこなし、コートを支配する。3x3の日本代表も経験し、今後が注目されるプレーヤー。

菊地実蘭/早稲田大学 2年
2年後の大学No.1プレーヤーになれる素質を持った早稲田のウイングプレーヤー。リーグ戦のスリーポイントタイトルも獲得した。圧倒的な得点力はすでに大学バスケを代表するレベル。自身の絶対的なスコアパターンを作ることができれば、彼女を止めることはかなり難しいだろう。

衣川 璃来/早稲田大学 2年
得点力のある早稲田大学の中で、変えのきかないプレーをする存在。得点力もありながら、ゲームをクリエイトすることもできる万能プレーヤー。どんなプレーヤーなるのかが楽しみな存在。

パワーフォワード

高田栞里/白鴎大学 4年 
パワーフォワード(登録)でリーグ戦のアシスト王を獲得した。ダブドリが「大学バスケを変える存在」として注目していたプレーヤー。まさにポイントフォワードとして、ゲームをドミネイトした。1番から4番までプレーが可能な大学バスケにおいて唯一無二なプレーヤーであり、本当に大学バスケ界を変えてしまったプレーヤー。

矢野里美/日本体育大学 4年
名門日体大のフィロソフィーを示す最上級生。サイズは大きくないが、リバウンドに絡み、要所でスリーポイントを沈めてくる。インカレでの飛躍は彼女のリーダーシップが鍵を握る。

大脇晴/東京医療保健大学 4年
世代を代表するプレーヤーであり、東京医療保健大学を支えるプレーヤー。フィジカルの強さと走力を活かして、チームの支える。リバウンドに絡んでもリムランができる頼もしい存在。

センター

オコンクウォ・スーザン・アマカ/白鴎大学 4年
大学バスケ界の絶対的インサイド。高さと強さに加えて、技術も身につけて盤石の状態で最後のインカレに向かう。相手チームも彼女をいかに抑えるかは常に頭を悩ませることになるだろう。

中野雛菜/早稲田大学 4年
早稲田のインサイドを支える4年生。お世辞にも高いスキルを持っているわけではないが、ハードワークと周りを落ち着かせてくれる笑顔を持つ貴重な存在。フリースローでコツコツと加点をしてくれるところも、チームにとって大きな力になっている。きっと4年生の意地を見せてくれるインカレで注目してほしいプレーヤーのひとり。

粟谷真帆/筑波大学 4年
アウトサイドシュートにも魅力のある世代を代表するビッグマン。アタックできるガード陣が多くいる筑波大学において、彼女のポップアウトからのスリーポイントは勝利の鍵を握る。

朝比奈あずさ/筑波大学 3年
日本代表候補にも選手されている世代を代表するセンタープレーヤー。留学生とマッチアップが続く中で彼女の活躍が筑波の鍵を握る。

番外編 注目のルーキーたち

絈野夏海/東京医療保健大学 1年
日本代表のサポートメンバーも経験したスーパールーキー。その得点力は大学バスケの中でもすでに稀有な存在。

岡﨑真依/筑波大学 1年
今シーズンは様々な役割を担ったが、ルーキーとは思えない冷静さと試合を見極める力は群を抜いている。すべての能力が高く、プレーの精度を上げていけば、4年次には大学No.1プレーヤーになれるポテンシャルを持つ。

松本加恋/早稲田大学1年
圧倒的才能が大学バスケ界で片鱗を見せた。柔らかく綺麗なシュートを持つ大型シューター。間違いなく大学No.1シューターになれる逸材の今後は大注目!

ダブドリMIP 堂脇さち/拓殖大学 3年 シューティングガード

【選考理由】
最前線で拓殖のハードなプレッシャーディフェンスを体現し、ミッドレンジを高確率で決めてきた。リーグ戦後半には、スリーポイントも高確率で決めるようになり、スコアラーとしてチームをリーグ3位に導いた。どんなときも笑顔でのプレーを心がけ、チームを落ち着かせてくれる精神的支柱。リーグ戦で1番伸びた選手と言える。

ダブドリMVP 佐藤多伽子/白鴎大学 4年 シューティングガード

【選考理由】
昨シーズンまでは大きな怪我も経験し、ほぼプレータイムがなかったシューター。元々圧倒的なシュート力を持っていたが、今シーズンは試合を経験するたびに自信を深め、リーグ終盤の拓殖戦ではスリーポイント5/6、最終戦の医療戦ではスリーポイント4/6でチームを勝利に導いた。何よりも変化したポイントは、
「楽しそうにプレーをする姿」
自信がないと言っていた1年前からの成長は驚きの一言で、プレー面だけでなく、メンタル面の成長も「ダブドリが選ぶMVP」の理由のひとつ。

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連絡先 担当 宮本 info@dabudori.com 

4年生の集大成「インカレ」は11月29日から開幕!
昨シーズンはダブドリVol.19にて、インカレ優勝を果たした白鴎大学を14ページロングインタビュー!

インカレ優勝を果たした白鴎大学コーチ陣にもインタビュー🎙️

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