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インフロニア B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2025 琉球ゴールデンキングスU18 新垣元基インタビュー
新垣元基/琉球ゴールデンキングスU18(高校3年)
サイズは小さいがスキルフルかつハートフルなプレーヤー。オフェンスでは、スピードと卓越したハンドリング能力でペイントタッチをしていく。ディフェンスでは、インテンシティの高いディフェンスが特徴。4月からは白鷗大学に進学する。
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2月22日 千葉ジェッツふなばしU18 試合後インタビュー
宮本 お疲れ様です。振り返ってみてどう?
新垣 自分たちはU18チャンピオンシップもエリートリーグも優勝に届きませんでした。そこからはチャンピオンを取りたいと思って、ずっと練習をしてきました。本当に意識高く、質の高い練習ができていたので、それが今日の千葉ジェッツ戦で発揮できたと思うし、勝ちたいという欲が全員にあったので、今日の勝利に繋がったと思っています。
宮本 今日の試合を見て、本当に変化を感じた。チーム全体のボールに対する執着心がよりも上がったと思うし、新垣くん個人に目を向ければ、すごくいいペイントタッチができていて重要なところで得点を取れていた。すごく成長したなって感じました。
新垣 ありがとうございます! やっぱり今のバスケットボールにおいて、ポイントガードが得点を取ることは当たり前になってきているじゃないですか。自分もそういったポイントガードを目指しています。言ってもらったようにペイントタッチからキックアウトであったり、フローターだったり。周りを活かしながら、自分も活きるプレーをしていきたいと思っています。
宮本 3クォーター(残り7分40秒あたりから)に決めたやつはめちゃくちゃ良かったね! あのプレーを自分で振り返ってみるとどう?
新垣 まずはチームとしてのスカウティングで、相手がスイッチをしてきたらスピードのミスマッチを活かしていくことが共通認識でした。自分の特徴のひとつはスピードなので、そこを活かしながら、相手の逆をとっていいフィニッシュができたと思います。
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宮本 新垣くんは白鷗大学に進学するというリリースが出ました。白鷗という大学トップレベルのチームにBユースから進むわけだけど、次のステップのためにも、この大会で結果を残さなきゃいけない。この大会は海外の招待チームもいて、サイズが大きいチームだったり、フィジカルが強いチームともこれから対戦するけど、そんな相手に対して自分のどんなところを証明していきたい?
新垣 さっきの話にも繋がるんですけど、今はポイントガードも180センチ台が普通になってきて、世界だともっと大きくなっています。小柄な自分にはもちろん弱みもあるけど、それ以上に強みを発揮して、相手が大きくても嫌だと思われる存在になりたいです。そのためにはスリーポイントを含めたアウトサイドのシュートをもっと磨いていかないといけないと考えています。あとはBユースもレベルが上がってきていると感じるし、自分たちがいいプレーを見せて、Bユースの中でも琉球ゴールデンキングスU18がトップなんだと証明したいと思っています。
宮本 いいね! それこそ前もその話をした気がするけど、久々に沖縄っぽいスタイルのプレーヤーだなって思ったんだよね。今日の試合からは少し話が逸れるけど、バスケはいつから始めたの?
新垣 バスケは親がやっていました。姉がいるんですけど、姉もやっていて家族全員がバスケをやっているんです。小さい頃からお父さんのバスケに連れて行ってもらって、ベンチに座らせてもらったりして。なので、ずっとボールを触っていました。そこからは本当にずっとバスケットボールって感じですね。
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宮本 ドリブルのタイミングとかスタイルが、並里成(FE名古屋)以来の沖縄感を感じさせるというか(笑)。俺はその世代だから、新垣くんのプレーにワクワクするんだよね。今はスキルが整理されて、習ったり学ぶことができるけど、独特な間があってすごくいいなって思う。それにプラスして、12月に見たときよりも成長したなって感じるんだけど、何か個人的に意識して練習に取り組んだことはあったの?
新垣 正直、チャンピオンシップでは自分のプレーが出せなかったので、すごく悔いが残るというか、反省点が多かったんです。そこからはよりプロ選手たちのプレーを見るようになりました。それこそ並里選手は小学校のときから憧れていたので、並里選手のプレーはずっと見てきました。NBAの選手とかもたくさん見るようになって、やっぱりドリブルで相手とのズレを作るのがすごく上手いじゃないですか。オクラホマシティー・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーとか。彼のドリブルとかを何回もリプレイして、自分も相手とのズレをもっと作れたらなって思って。映像を見る量は増えましたね。
宮本 なるほどね。並里くんも当時はビデオだったんだけど、NBAの試合を録画して、ビデオが擦り切れるくらいすごい再生したんだって。(ダブドリVol.17のロングインタビューより)まずはこの大会をやりきって、また次のステージでも会いしましょう!
新垣 はい! ありがとうございます!
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本当に見ているのが楽しい選手だった。プラスして何かをやってくれそうな選手でもあった。独特なリズムと間合いから繰り出すスキルは、作り出されたものではなく、自分で導き出した生き残るための答えであり、それこそがバスケットボールの醍醐味だと感じさせてくれる。その才能は私が一番取材に通う白鷗大学へと向かう。どんな4年間を過ごすのか、今から楽しみだ。
(ダブドリ編集長 宮本將廣)
インフロニア B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2025インタビューシリーズ
ダブドリVol.21 サンロッカーズ渋谷大森康瑛選手とサンロッカーズ渋谷U18の松下湊人選手が14ページロングインタビューに登場!
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