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『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』-モナの、モナによる、モナの為の、モナ劇場です。
こんばんは、ダーヤマです。
マンガプレゼント企画の第2弾は『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』です。祝アニメ化決定ということで、すかさず布教したいと思います。(プレゼント企画の詳細は最後に書きます)
本作のあらすじを簡単に言うと、
「息をするようにモテる女、川井モナが、唯一自分になびかない転校生、黒岩メダカをあの手この手で惚れさせようと奮闘する話」です。
モナとメダカの関係
川井モナ(モナ)は自他共に認める「見た目◎スタイル◎性格(外ヅラ)◎」の高校2年生で、「息をするようにモテる女」です。自己肯定感が鬼高いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716130240013-pfT08NMj3E.png)
1話より
そんな無敵状態のモナですが、転校生の黒岩メダカ(メダカ)だけはモナの可愛さに全くなびきません。むしろ拒絶されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716131293375-4MZHT7ET1q.png?width=1200)
1話より
「なんでキュンキュンしいひんの!」
これまでチヤホヤされて生きてきたモナですから、そっけないメダカの態度にがく然とします。ある意味初めての敗北を味わうわけです。
ここまで聞くと、「メダカ、そこ代われ」と言いたくなりますが、メダカのそっけない態度にも理由があります。
黒岩メダカ、実は寺の息子であり「女の子と仲良くするな」という戒律を重んじて、表面上はモナのアプローチにそっけない態度を貫いていました。とはいえ、中身は普通の男子高校生なので、モナのアプローチはクリティカルヒットしており、ギリギリ理性で耐えているだけでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1716132500781-y4sxxAmpjN.png?width=1200)
1話より
そんなメダカに対し、モナが自身のプライドを賭けてオトさんと奮闘する、というのが大筋のお話です。詳細はここでは割愛しますが、メダカと接する中で、少しづつメダカに惹かれていくモナを見てニヤニヤしましょう。
モナの"可愛さ"
モナの可愛さは「素の自分が出た瞬間」にあると断言します。
モナがメダカをはじめ周囲と接するときは基本的に「可愛い自分」を演じており、語尾に「♡」がつきます。一方で、家族との会話やモノローグなど、素のモナの発言には「♡」がつかず、口調も関西弁です(もともと関西出身)。
モナは「みんなに好かれたい、嫌われたくない」という思いから素の自分を表に出しておらず、ある意味仮面をかぶっているとも言えます。
そんなモナが、メダカをオトさんと奮闘する中で、空回ってテンパったり、逆にメダカにドキッとさせられるなど、意図せず素の自分を見せてしまう場面があり、このとき素のモナが見せる表情、言動が一番"可愛い"です。
また、同級生の前でのモナは、基本的に愛想のいい笑顔を浮かべていますが、メダカと接するとき、メダカのことを考えているときはコロコロとその表情を変えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716210690772-SAi6oFpXCk.png?width=1200)
単行本1巻、2巻より(本記事のサムネと一緒です)
モナ自身は他人に素の自分を見せることに消極的ですが、物語が進む中で素のモナを何度も見てきたメダカは、モナにこう言います。
![](https://assets.st-note.com/img/1716210859260-Fc1I1sofV0.png?width=1200)
41話より (5巻収録)
モナが見せよう、演じようとしている"可愛い"とは異なる、素の自分をメダカが"可愛い"と認めたところに、ある種のタイトル回収的な要素があるようにも思います。
あと、画像と全く関係ないですが、関西弁のモナがめっちゃ可愛い。
メダカたちとは標準語で話す分、モノローグなど素のモナが出た時の関西弁がギャップを引き立たせていて、最高です。
モナの、モナによる、モナの為の、モナ劇場です。
これは単行本のカバー裏に、久世 蘭先生が書かれたコメントから引用させてもらいました。ちなみに、1巻から最新刊までずっとこのコメントで一貫しています。個人的に、この作品を一言で表すにはこれしかないかな、と思っています。
この記事では触れていませんが、モナ以外にも可愛いヒロインたちがひしめいており、「この子とくっついてもよくない?」と思う瞬間も正直ありますが、読み進めると「やっぱりヒロインはモナしかいないな」と思わせるだけのヒロイン力がモナにはあります。
そんなモナ劇場を見たい方は、ぜひ本作を読んでみてください。
単行本の1巻を30名にプレゼントします
最後になりますが、単行本のプレゼント企画の説明です。
「まだ単行本を持ってないよ」という方は、ぜひご応募ください!
(趣味でやっているので、小規模なのはご容赦ください)
<プレゼント概要>
・「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」1巻:抽選で計30名様
<応募方法>
・ダーヤマのXアカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト
※詳細はXでご確認ください。
https://twitter.com/daayamacomic
<応募期限>
・5月24日(金)23:59まで
<当選発表>
・応募期限後、当選者にはDMでご連絡します。
<プレゼント方法>
・マンガのプレゼントはAmazonのほしい物リストを使って行います。
当選者は、ほしい物リストに上記作品を登録の上、DMでリストのURLをお送りください。こちらでリストより購入(プレゼント)します。
※ほしい物リストは匿名での公開となるよう、設定をお願いします。
★参考サイト