入院中のくつろぎ方
おはようございます!
4月からの私の闘病日記も、そろそろ締めくくりに近づいています。
治療体験記「オペ編」が残っていますね。
ただ、うっすらお気づきの方もいるかもしれませんが、
手術中は一切記憶がなく、何も書けません笑。
とはいえ、術直前までの様子や術後経過については
短く記録しておこうと思います。
その前に、今回は<番外編>その2として
(その1はご好評いただいた?!以下の記事^^)
入院中、私が治療や検査以外のフリーな時間をどのように過ごしていたのか、
「入院中のくつろぎ方」としてまとめてみようと思います。
何かの参考になれば嬉しいです♪
まず4月の入院中、抗がん剤治療を受けていたときは、頭も体もじっくりと休めることに集中していました。
毎日多くの患者さんを診療し、話をしていた私にとって
病院の個室で一切何もしゃべらず、ひとり横になっていることは
退屈というよりは、むしろメディテーションのような時間でした。
変な表現ですが「しゃべらなくていい」ことがこれほど楽なんだと感じました。
不思議です。脳も過労していたのでしょうね。
しばらくはなるべく活字や映像(テレビなど)に触れず、
ゆったりと過ごしました。
徐々に入院に慣れてくると、雑誌や本を読んだり、
大好きなクラシック音楽を聴いたりしていました。
ユーチューブ動画を視聴したり、Duolingoをやったりもしましたね。
クラシック音楽(とりわけピアノ曲)は入院中の大きな癒しでした。
シューマン、シューベルト、ブラームス、ラフマニノフ、
バッハ、モーツァルト、ショパン・・。
数多くの名曲をBGMのように流して聴いていました。
チャイコフスキーの弦楽セレナーデや
マーラー交響曲第5番のアダージェットなど、
弦楽の響きもドラマチックで心地よかったです。
ブラームス最晩年の美しいピアノ作品、Intermezzo(6つの小品)2番は
大好きな曲で何度も繰り返し聴きました。
榎本先生が「人生達観したみたいな曲」と表現したのが
あまりにもピッタリすぎてツボです笑。
5月の自宅療養中には、楽譜(※冒頭の写真)をアマゾンで購入して
体調のよい日は自宅の電子ピアノで練習していました。
私の実力では決して簡単な曲ではなく、
まだ初めの2ページ、片手ずつしか弾けないですが、
いつか完成したいなと思っています♡
入院中は、リラックスできることがあると過ごしやすいです。
例えば朝のコーヒー(カフェラテ)も大切なリラクシングアイテム^^
1階のローソンは24時間空いています。
今回の手術入院中はほぼ毎日ローソンでカフェラテを買っていました笑。
また家族が面会に来てくれる時間帯(14−19時)は
普段通りの母娘の対話で笑い合ったり、
まるで家にいる感覚でくつろげました。
「(病院と自宅の往復で)自転車こぎすぎて、足が筋肉痛。
サロ○パス貼ってる」とグチをこぼしながらも、
結局<皆勤賞>で面会に来てくれたお母さん。
電動自転車だからそんなに全力でこがなくてもいいと思うんだけど、
一生懸命ペダルをこいで会いにきてくれたのよね♡
ありがとう!心の底から感謝しています。
差し入れのケーキ、心ときめくスイーツを口にしながらまったりしていると、
自分が入院していることを忘れるようでした。
noteで文章を書き始めるようになった先週からは、フリーの時間は
もっぱら持参のMacBookで執筆作業に当てました笑。
記事を1本書くのも、思ったより時間がかかります。
一度書き始めると集中して、ごはんも後回しになってしまいます。
まるで〆切に追われながら、ホテルに缶詰めになって原稿を執筆する
ライター気分だわ!と勝手なことを言いつつ笑、
ほんのわずか2ヶ月前までは活字を読むことも、ラインの返信すらも
一苦労だった自分を思い出し「書ける」ようになった喜びを
感じて感謝するのでした。
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