daiki nishioka

STORESでプロダクトマネージャーとして働いています。

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STORESでプロダクトマネージャーとして働いています。

最近の記事

STORES予約 PMIの舞台裏:プロダクトマネージャーが振り返る3年間

こんにちは、STORES 株式会社 でプロダクトマネージャーをしている西岡と申します。 STORES 株式会社 (入社時はhey)で働き始めてから約6年経過しており、直近3年半は STORES 予約 (旧 coubic)というプロダクトを担当しています。 STORES 予約(旧coubic)は、2020年8月に STORES 株式会社 によってグループ化された coubic 株式会社 が coubic という名前で提供していたオンライン予約のプロダクトです。サービス名を変更

    • 夏のフィンランド、サウナ旅行

      6月末、1週間ほどフィンランドへサウナ旅行に行ってきました。 夏のフィンランドと訪れたサウナの各地が最高だったので、記憶が鮮明なうちにnoteに記しておきます。 ヘルシンキ編出発は成田から23時発の便でした。 戦争中のためロシアの上空を迂回する必要があり、直行便で12時間ほどかかりました。通常なら7-8時間ぐらい。 おしゃれな空港を出て、異常に深いエスカレーターを降りていくと駅のホームにつきます。ホームにある自動販売機でチケットを購入して電車に乗りこむ。空港からヘルシンキ

      • PdM組織3人の壁

        こんにちは。 STORES 予約 でプロダクトマネージャー(以下、PdM)をしている西岡です。STORES は「お店のデジタル化をまるっとサポートする」というコンセプトで、複数プロダクトを運営している会社です。 スタートアップの人事界隈では、拡大する人員と組織課題をまとめた「組織〇〇人の壁」という表現がしばしば使われています。 直近2年のSTORES 予約 エンジニア増加に伴い、STORES 予約 のPdMチームが有り難いことにわたし1人から3人体制になりました。 今回は

        • プロダクトロードマップの意思決定を振り返る習慣

          先日、SmartHRさんとheyの合同イベントにオンラインで登壇させてもらいました。そこでお話したプロダクトマネージャーの意思決定を振り返るという内容の評判が良かったので、実際どのように進めたのかを記します。イベントレポートは下記よりお読みいただけます。 なぜ意思決定の振り返りをやってみたのかひとつのプロダクトに一年以上関わりプロダクトマネージャーをやっていると、過去のプロダクトロードマップやプロダクト戦略の意思決定を振り返り、あの判断は適切ではなかったかもしれないと感じる

          要求仕様書とはなにか

          ※この記事は hey アドベントカレンダー2020 9日目の記事です。 STORES でプロダクトマネージャーとして働いている西岡(@nishiokadaiki1)と申します。 プロダクトマネージャーの重要な仕事である要求仕様書についてnoteをかきます。過去何度も要求仕様書らしいものは書いてきたのですが、最近の開発プロジェクトの中で書く意味や内容が、ようやく腹落ちした感覚があったので、hey アドベントカレンダーという良い機会にアウトプットしてみます。 要求仕様書とは

          要求仕様書とはなにか

          映画感想 ミッドサマー

          ** ネタバレ含みます。 公開直後ぐらいに会社の同僚と見てきました。 もはや記憶も曖昧ですが、勝手な考察を書きます。 下記、大胆にネタバレしてます。 最初に結論を書くと、主人公(ダニー)の家族がこの村の住民だったのではないかと思っています。 冒頭の自殺シーン。精神疾患がある妹が一家心中を謀ります。 気になったのは、ベッド横にある花冠とおそらく主人公の写真。この花冠はおそらく村で使われたものなんですが、なぜこの家にあるのか? また、主人公は異常に彼氏に依存している様子

          映画感想 ミッドサマー

          新年っぽい本を読んだ

          今年は月ごとに特定のテーマを絞って本をえらんで読書をしてみようと思い、1月は「新年っぽい」本を読んでみましたメモ。 「PRINCIPLES」 レイ・ダリオ著名な投資家のレイ・ダリオ氏による人生と仕事に関する分厚い本です。 意思決定の手法や組織の作り方など、人生と仕事の原則についてレイダリオの考え方がギュッと凝縮された本になります。 一番印象に残った章は、「1.1 超現実主義者になるように」です。 自分の意見を表明するために、自分にとって不都合な事実をみて見ぬふりしたり、自

          新年っぽい本を読んだ

          2019年に読んだ、聴いた、観たもの

          備忘録として、2019年に触れたものについてまとめてみる。 広く浅くをモットーに毎年続けたい気持ちです。今は。 1. 読んだ 濱口秀司さんの初著作。書かれている内容が頭良すぎて、3割も理解できてない。戦略論からリーンな検証方法まで著者独自の解釈で説明されていて実用的。4500円は全然安い。 今年日本全土を席巻したキャッシュレス戦争は、数年前に中国で起きていた状況と似ている部分がある。その中心にいたアリペイをメインに、新しい金融エコシステムの成り立ちを事業者観点で描いている

          2019年に読んだ、聴いた、観たもの

          プロダクトの「独占」と「キャズム」について考えた事

          hey/STORES.jpでプロダクトマネージャーとして働いている西岡(@nishiokadaiki1)と申します。 この記事はSTORES.jpアドベントカレンダーの11日目の内容として書かせてもらっています。 自己紹介これまでの経歴は、楽天市場 -> トクバイ-> hey / STORES.jpというサービスで一貫してプロダクトマネージャー(ディレクター)を担当してきました。経歴についてはこちらの記事でまとめてもらっているので、クソ暇なときにでもチラっと見てくれると嬉

          プロダクトの「独占」と「キャズム」について考えた事

          プロダクトマネージャーのスキルセット

          現在、プロダクトマネージャーとして働いている。 プロダクトマネージャーとは、プロダクト(サービス)の成長のために、適切な意思決定を行い、事業を成功へと導く職種である。特にIT企業ではプロダクト=事業の場合が多いため、事業そのものに大きく影響を与える。  近年PMカンファレンス等もあり、職種としての知名度が上がっている。しかし、その具体的なスキルに関しては、各社の状況により求められているものが違い、認識を揃える事が難しい。個人的にプロダクトマネージャーとして今後も働きたいと

          プロダクトマネージャーのスキルセット

          映画感想 スリービルボード

          ** ネタバレ含みます 娘を殺された母親が主人公。 事件後、数ヶ月たっても犯人は捕まらず、地元警察官の捜査に全く納得のいっていない被害者の母親が、犯罪現場近くの看板広告に挑発的な文言を載せるところから映画は始まる。 全体的にゆっくりとしたカメラワークにたいして、ストーリーは大胆に展開していくギャップがよい。次の展開があまり読めないのは、いい意味で映画的なアップテンポがうまく抑制されていたせいなのかなと思う。映像的には淡々と進むが、後半は話の展開が早く、スリリングな場面も

          映画感想 スリービルボード

          zozosuitsで試着ルームが無くなる

          お店での試着がめんどくさい。 混んでいたら一列に並ばなければならないし、店員さんからの高まる期待に応えられない場面を想像すると、まぁ今度でいいかと服を置く。 そこで本日のzozosuitsの発表。 お店の試着ルームが無くなるなと思った。 店頭で気になった商品があった時、今度からは試着をせずにzozoアプリでバーコード検索をするようになる。 zozoには大概のブランド商品とそのサイズデータがあるので、あなたの体型にあったその商品の最適なサイズをレコメンドしてくれる。

          zozosuitsで試着ルームが無くなる