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簡単・便利!高齢者が初めてのChatGPT(チャットジーピーティー)体験

事業推進部Yです。

先日、某自治体で60歳以上の高齢者の人を対象としたChatGPT(チャットジーピーティー)の初めての体験イベントを開催しました。

デジタル技術の進歩と共に、AIを活用したツールの利用が日常生活に浸透してきています。しかし、シニア層にはデジタルやAIの活用に敷居が高いと感じる人も多くいらっしゃいます。そこで、私たちは誰でも簡単に使えるChatGPT(チャットジーピーティー)の魅力を伝え、日常生活に役立てていただくためのイベントを企画・実施しました。

イベントへの申込はキャンセル待ちが出るほどの人気で、ChatGPT(チャットジーピーティー)への関心の高さ、AIとは何か知りたい、使ってみたいという意欲が想定していた以上に高いことが分かりました。

当日は午前と午後に30名ずつ、計60名に参加いただきました。講座は、まずChatGPT(チャットジーピーティー)とは何か、どのように利用できるのかを簡単に説明することから始まり、ChatGPT(チャットジーピーティー)を使って質問したり、情報を調べたりするデモンストレーションを見ていただいたあと、グループワークで参加者の皆さんにも実際にiPadで操作していただきました。

ChatGPT(チャットジーピーティー)体験イベントの様子

参加した皆さんからは「日常の疑問をすぐに解決できるのは便利」「人に相談しにくいことを気軽に相談できるのが良い」といった前向きな感想だけでなく「質問の仕方に工夫が必要だと思った」「検索エンジンで調べることとChatGPT(チャットジーピーティー)に質問することの違いが分からない」などの声もありました。ニュースでもよく耳にしますが、AI活用には注意すべきことがいくつかあります。怖いから使わない、というのではなく、まずは気軽に触れ、楽しく使っていただきながら新しいテクノロジーを知ることがとても大切だと思います。

ベーシックレベルテキストの第二章「テクノロジーを理解する」では、AIに関しても触れています。劇的に進化を遂げているAIは、近年では「AIの民主化」といわれるほど、すでに私たちの生活に浸透してきています。進化し続けるAIの活用には様々な議論がありますが、まずは正しく理解し学びながら、一緒にわれわれも進化していく、そのような意識をもつことで楽しんで使いこなせていけるものになると思っています。

今後もこのようなデジタル技術やAIに気軽に触れてもらえる機会やイベントを実施していきます。

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