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Day29 行ったことはないけど故郷の味

 書く習慣Day29「自分にとっての幸せはどんな状態か」

 この間、きりたんぽ鍋をお店で食べた。祖父母が秋田出身なので小さいころからよく食べていた。僕自身、秋田にはまだ行った事はない。でも、きりたんぽは故郷の味であり、おふくろならぬおばあちゃんの味だ。

 もう何年も家族で集まって鍋を食べる機会がなく、とても久しぶりだった。きりたんぽを食べていた時、僕は紛れもない幸せを感じた。

 僕にとっては幸せは「きりたんぽを食べている状態」だ。そう確信した。幸せの形は人それぞれだと思うのでこれでもいいのだ。うん、きっとそうだ。

 話はずれるが、秋田の名物といえば他にいぶりがっこがある。そのまま食べてもいい、クリームチーズと食べてもおいしい。そのいぶりがっこが存続の危機に瀕しているらしい。

 いぶりがっこに限らず、後継者不足で存続の危機にある郷土料理や文化って、他にもきっとあるのだろうな。いぶりがっこが無くなった世界なんて想像できないよ。

 今日は秋田にちなんで秋田荷方節(あきたにかたぶし)を置いておこう。

 そんなに民謡の数は知らないけど、僕が一番好きな民謡だ。XperiaのCMにも出てたはなわちえさんが弾いている。簡単そうに弾いてるが、押しバチというコツがいる弾き方の連続なので、めちゃくちゃ難しいはず。

 こう振り返ると好きなもの多いし、僕にも秋田の血が流れていることを感じる。

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