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Day24 電気の契約したら営業マンとAPEXする流れになった

 書く習慣1ヶ月チャレンジDay24「今日1日にあった印象的なこと」。

 仕事を終えて家に帰ってくるまで、今日印象に残ったこと何にもなかったな、何書こう?と思っていたのだが、帰ってきてから印象的なことがあった。

 ご飯を炊飯器で炊いていると、インターホンが鳴った。どうやら電力会社の営業らしい。この手の営業は断ろうとしても食い下がってくるし面倒だから嫌なんだよなと思いながら、渋々ドアを開けた。最初はよくある言い回しで「料金が安くなりますよ」と言ってくる。

 前にも同じように営業に来た人に言われたのだが、僕が賃貸と同時に契約した電力会社は結構高いらしい。とはいえ、騙されるんじゃないかという警戒心が働いて、以前はお断りした。

 今回の営業のお兄さんは以前の会社とは別の会社だった。そしてなんか嘘つかなそうな感じがする。なんか嘘つかなそうと思ってしまうのが一番騙されやすいパターンかもしれないが。

 もともと今の会社は高いという認識もあり手続きも簡単そうだったので、この機会に変えてみるのもいいかもしれないと契約することにした。

 必要事項を書類に記入しているとお兄さんが「どんな仕事をされているんですか」「室内の仕事ですか」など聞いてくる。「室内の仕事ですか」ってなんやねんと思ったが、営業は外で寒いから室内がいいということだった。「営業は大変ですよね」とか適当に答えていると、

 「実は僕、4か月前まで大学生だったんですよ、コロナで授業料払えなくなって」という。

 あー、こんなところにも影響がでるのか。お兄さんとは会って間もないが、感じがよく真面目そうであることは分かった。こんな子が大学を辞めなければならないなんて、なんてことだ。気の利いた言葉も出てこず「そうだったんですね」としか返せなかった。

 書類など必要な作業が終わり、最後に名刺を渡された。「わからないことがあったら電話してきてください、僕は年中無休なんで」というので、「深夜2時とかにかけてもいいですか」と冗談で言った。すると「PS4でゲームしてるかもしれないのでAPEX誘いますね」「うちswitch版ならありますよ」となぜか最終的にAPEXの話になって終わった。

 営業に上手く乗せられたのは若干悔しいが、あの人だったら契約してもいいかと思った。どうか彼に幸あれ。そして僕にも幸あれ。今週もあと1日、がんばろー。

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