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専門学校非常勤講師をやり終えて2

本日で専門学校非常勤講師をやり終えました。
正確にはまだ成績をつける業務が残っていますが、教壇に立つのは本日が最後です。

僕みたいなポンコツでも、実は専門学校講師をやっておりました。

母校で、3回雇って頂き、合計5年勤めました。

↑前回退職した時のnoteはこちら💁‍♂️

今回、僕が担当するコースが閉講という事で、有難い事に、他の教科を担当する選択肢も頂きましたが、退職を決断しました。
元々このコースの授業を依頼されたのも、一緒にお仕事させて頂いてる方からのご紹介ですし、2年間お世話になった学校に2倍以上の5年勤めたので、恩も返せたかなと思ったのと、今後はパーソナルトレーニングに更に力を入れて行きたいという思いもあり、ここで退職するのが丁度良いタイミングだと判断しました。
少し名残惜しいのと、稼ぎが心配ですが、講師に向いてないなと、毎回感じていたのが、最後まで払拭される事はなかったですし、これで良いんだと思います。

初めて教壇に立った日は、めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。
僕は人前に立つとほぼほぼ震えてしまうのですが、この時も、1人の生徒に「あ、この先生、震えてる」とガチトーンで小声で言われた程、緊張していました。笑

本当に貴重な経験をさせて頂き、とても感謝しています。
人前が苦手な僕(そんなんでよくトレーナーやってんな)が、良くもまあ5年間も先生なんて呼ばれる職業を出来たものです。

そんな僕でも、5年間も講師としてやってこられたのは、ひとえに学生たちや周りの先生方のおかげです。

正直、毎回「これでいいのか?」と思いながら授業をしていました。
教えるのが上手いとは思えないし、講師としての適性があるとも思えない。
でも、それでも「わかりやすかったです」とか「実技が楽しかったです」「この授業好きです」と言ってくれる学生がいると、ほんの少しだけ「やってよかったな」と思えたりもしました。

それに、教えることで自分の知識を整理したり、どう伝えれば相手に伝わるのかを考えたりする機会をもらえたことは、トレーナー業にも活きている気がします。
特に「説明力」や「言語化」は、自分の課題でもあるので、そういう意味ではすごく勉強になった5年間でした。

もう一つ、この5年間で感じたのは「学生のエネルギーってすごい」ということ。
何かに夢中になっている姿、壁にぶつかりながらも頑張る姿、時にはふざけながらも仲間と高め合う姿…そんな彼らの姿に、何度も刺激をもらいました。

僕は学生たちに何かを教える立場だったけど、逆に彼らから学ばせてもらったことも多かったと思います。

そして何より、母校で5年間も関わることができたのは、本当にありがたいことでした。
ここで学び、ここで働き、たくさんの人と出会えたことは、僕の人生にとって大きな財産です。

この経験を、次のステージにしっかり活かしていきたいですね。
とりあえず、まずはパーソナルトレーニングに全力投球!
今まで以上に一人ひとりと向き合いながら、「たかだ動」としての価値を高めていきます。

これからどうなるかはわかりませんが、ひとまず…
5年間、お世話になりました!

髙田 大

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