先日、板書サークルでのZOOMの定例会に、志田倫明先生、瀧ケ平悠史先生を講師としてお招きし、学ぶ機会をいただきました。(それぞれ別日に開催) 志田倫明先生 志田先生の話は、いつも自分の教育観に影響を与えてくれます。大きく2点に絞って書きます。 ・授業中子どものどこを見る? 授業中に子どものどんな姿を見るか、という問いに対し、志田先生は「子どもの変化を見る」とお答えいただきました。子どもが「ん?何か変だ」と感じて問いを持つ姿や、「あ~そうか!」と納得する姿を見逃さずにい
授業と学級経営は両輪という話をよく聞きます。私も同じ立場です。授業こそが子どもを育てる学級経営につながると考えて日々子どもと接しています。そんな中で今年度私が意識して取り組んでいることを紹介します。 1 子どもと作る学習スキル 今年度から、私の勤める小学校では「学習スキル」を全学級で指導すると方針が出ました。「学習スキル」というと、「○○小聞き方スキル」など、すでにあった形式を子どもに指導することが想像されますが、私の学校では、クラスごとに決める形で取り入れられました。(
学校が再開され、授業も徐々に始まってきましたね。そんな中、ノートを書くことについて少し考える機会がありました。 考えるきっかけとなった出来事は、学校で「ノートのスキル」という冊子が配られたことです。パソコンできれいに編集されていて、子どもに「このようなノートを目指しましょう」と指導するために作られた冊子でした。すごく見やすくまとめられていて、驚くと共に「ノートってもっと子どもが自由に書いていいのではないのかな?」と疑問も感じました。 その際、以前読んだことのある瀧
23日(土)に神奈川県の府中先生のプログラミングの講座を受ける機会がありました。正直言ってこれまでプログラミングに積極的に関わる機会がなく、基本から学ばせていただきました。 1 プログラミング的思考の汎用性 府中先生の話からまず感じたことは、プログラミング的思考は日常生活にリンクするということです。プログラミング的思考は簡単に表すと、「効率よく物事を解決するための思考」であり、算数の学習だけではなく料理の工程を考えたり、掃除の工程を決めたりと、様々な場面で働かせる思考であ
先日、所属している板書交換サークルで、樋口萬太郎先生を講師としてお呼びし、研修をしました。とても勉強になる話がたくさんありました。以下まとめていきます! 1 コロナショックの第2派に向けて授業をアップデートする まず印象に残ったのは、オンラインとオフラインを並行して授業を行う形にアップデートすることが必要なことです。 現在、徐々に休校が解除されて分散登校などが始まっていますが、いつまた休校になるか分かりません。そのため、学校の教員も積極的にオンライン授業を取り入れる必
新学習指導要領で「振り返り」という言葉が多く登場するようになりましたが、「学びを深めるための振り返りとは何か?」という疑問をもっていました。自治体によって「振り返り」を毎時間授業の終末に行うことが義務づけられているようですが、正直言ってそのような方法に疑問をもっています(実際に、以前私が子どもにそのような振り返りをさせていて思っていたことです)。今回は、振り返りについて自分なりに考えていることを述べていきます。 1 新学習指導要領における「振り返り」とは? 「小学校学習指
この度、ブログを始めることにしました! 理由としましては・・・ ・学びのアウトプットがしたい・見ている人との双方向のやりとりをしたいなどです。 本を読んで考えたこと、日々の実践の様子など、様々なことを発信していくつもりですが、ぜひ温かい目で見守ってください。 気軽に遊びに来てください。