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「燃える!お姉さん」だった話。~護摩祈祷とセンスオブワンダーな体験によせて~【エセ・エッセイ025】

8月1日。一年のうちで最も光り輝いてるようなこの日に『護摩祈祷×センスオブワンダーWS』に参加してきた。今回もご縁はボイスコーチのケイさんから。いつもブっ刺さるイベントばかり企画してくださって、色んな体験ができるのが本当にありがたい。

午前中は深川不動堂で護摩祈祷に参加したのだが、これがまあすごかった。

護摩祈祷でグツグツにみなぎった!

冷房はかかっているものの、汗が次から次へと滲んでくる暑さの本堂。座る位置が悪く柱で視界が遮られて、真ん中で行われている儀式はまったく見えない。さらには隣の人が真言のリーフレットをもらえなくてオロオロしている気配。そんな諸々は、大きな太鼓による始まりの一打が全身にズドンと来ると、まったく気にならなくなった。

そこから始まった圧倒的なリズム、リズム、リズム。大小たくさんの太鼓と読経の声のうねりが体に響き、腹の中には一瞬で湯が沸いて、リズムに合わせてグツグツしているイメージが浮かんだ。

刻まれるビートと歌(じゃないけど)があまりにもカッコよくて、高揚に口元が抑えようもなくニヤニヤしてしまう。あれは間違いなく、なかなか体感できない類のライブだった。しかもご利益があるなんて、最高の。

そのイメージのまま、本堂地下のロビーで引かせてもらったカードは『噴き上げるマグマ』。ドンピシャすぎて思わず吹き出してしまった。

日本の信託カードより

このカードを見たときから、その日はずっと護摩祈祷で沸いた熱い湯がマグマとなって腹の中にあったように思う。

さらにいうと私は酉年で守護仏が『不動明王』なのだ。後ろに炎を背負ったあのお姿には、やはりマグマと似た”熱さ”を感じる。その不動明王をご本尊とする深川不動堂がゆえに、なおさらパワーを感じたのかもしれない。

とすると、私は根っから「燃える!お姉さん」だったわけだ。
そう考えると、長年にわたって感じていた自分に対する疑問のひとつに答えが見つかった気がした。

燃える!がゆえの悩み

私にはワークショップやはじめての人が集まる場所での自己紹介で、ものすごく出方をうかがってしまう癖がある。これは人見知りがゆえの、周りの人と適切な距離感を測ろうとしている行動だと思っていたのだが、どうも「距離感を測ろう」というより「ボリュームを調節しよう」みたいな感覚が働いているように感じて不思議に思っていた。

これは、自分が燃える!お姉さんであるがゆえに、無意識にその熱さで周りを圧倒してしまうと思っているのじゃないか。

つまり常人には受け止めきれないほどのエネルギーが自分にあるとなんとなくわかっていて、そのマグマのようなエネルギーを全開で出していくのは自分と同じかそれ以上にエネルギー量がある人でないと荷が重かろうと。そういうことな気がしている。超パワーを持ったヒーローが人に触れるとき、壊さないようパワーボリュームを調整するみたいに。

声もチャクラも情熱カラー

おとなの遠足気分で移動したあとは、植物がたくさん置かれた居心地がいい場所で「五味」を感じるランチ(ここでの個人的な嬉しい発見もいずれ語りたい)に身体も心もしっかり満たされ、午後のワークショップへ。ここからは怒涛のようにセンスオブワンダー(自然をあるがままに感じ取る感性)を感じる体験だらけだった。

まずはケイさんがそれぞれの声を聴いてイメージカラーを教えてくれる。私の声のカラーは「赤」と「オレンジ」。そこにもう一人の主催、たおさんからチャクラカラーの意味を教わり、赤のチャクラに「情熱」の文字を見つけてさらに納得。

そうか、私の中にある熱いマグマエネルギーは「情熱」なんだ、と思ったらものすごく腹に落ちたのだった。(ちなみにマグマカードの意味も後で調べると「情熱」だった!)

周波数とバロンなカードとの出会い

最後に周波数を聴き比べるワークと、もう一枚カードを引いて今回のワークショップは最高の盛り上がりとともに終了を迎えるわけだが、この周波数ワークがまた、ものすごく面白かった!自分の「音からのインスピレーション」はやっぱり他の感覚と比べても頭ひとつ抜けているなと感じる体験だった。周波数についてもまた別の機会に、浮かんだイメージとともに語って残しておきたいと思う。

さておき、最後の最後にやってくれたな、と思うカードに出会ってしまった。

174Hzのバステトのカード

目が合ってしまったんやな…この美しい瞳を見よ、という感じで。
他の参加者とシェアするなかでジブリの「耳をすませば」のバロンみたいだよねという話になって、私の中でも彼はバロンに(笑)

その彼が言うのだ。「ゆかれよ」と。
「己の信じるまま、その道をまっすぐゆかれよ。障害は我が取り払おう」と。

そんなんもう、この腹の内の情熱のマグマとともにまっすぐに進んでいくしかないでしょう!!

というわけで、すべての体験を通して大いに勇気づけられ、焚き付けられた(炎だけに!)ワークショップだったのでした。
とくに護摩祈禱ライブは、また情熱のマグマを感じたくなったら何度でも足を運びたいと思う。

~ここからは余談~

しかしこのマグマ、どうもオンラインでは迸(ほとばし)らない感じなのよね。だから直接会うと「画面上と別人みたい」と言われることも多い。

直接会った人からはセッション希望のお声がけがほぼ100%になるのはそういうことなのだ。もはや波動なのだ。この存在から発してる情熱的な何かなのだ。

オンラインでどうにかこの情熱の波動をお伝えしたいと思うのだが、どうしたものかという悩みがまた出てきているが、それはまた別の考察としたい。


X(@Da_yama_Da33) では主に本業のセッションについてのことや、日々の生活について短いエセ・エッセイもどきを発信中

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