Of course I can!~「能舞台で癒しの音の瞑想リトリート - 秋の風」で旅が始まった~【エセ・エッセイ029】
週末。鎌倉の自然に囲まれた能舞台という非日常な空間で、風の音と鳥の声、そして「ライア」という癒しの音色を奏でる楽器の音と振動を感じながら、瞑想やジャーナリング、カードを使ったワークを通して自分の「いまここ」とマインドフルネスに向き合う体験をしてきた。
そこで感じたすべてを通して、浮かび上がってきた自分のマントラ(真言・信念の言葉)がタイトルの言葉である。
最後にこれをみんなの前で発表したのだが、口に出した瞬間、ものすごい熱が体の奥から湧き上がってくるのを感じた。まさに噴き上げるがごとく。
この叫び出したいほどの力強い自分への信頼の炎が、いかにして心に宿ったか。引いたカードとともに書き残しておきたい。
今回、「書く瞑想」と呼ばれるジャーナリングに使われたのはPOINTS OF YOUのカード。輪を描くように並べられているカードのなかから、自分の【過去・現在・未来】を現す3枚を直感で引いていく。
まず過去を現すものとして、私が引いたのはこのカード。
過去のカード:Mediocity(平凡さ)
たくさんのカードの中からこれを選んだのは、見るからに息が苦しそうだったから。これを見ながら、浮かんだ言葉をそのまま書いていく。
書きながら、当時マッサージに行くと何度も「肩の力を抜いてください」と言われていたことを思い出した。物理的にも精神的にも力の抜き方がわからなかったあの頃の息苦しい呼吸が、耳元に蘇ってくるようだった。
続いて、現在のカードを選ぶ。
現在のカード:Awareness(気づき)
これは最初、色が目につき、拾い上げてから言葉を見てこれだと確信した。
スイカの断面だということはあまり意識に上ってはこなかった。
書き出した最後の一文によって自分のなかに「循環」というワードが浮かんでいたのだが、このあと他の参加者とカードのイメージと書いたことをシェアし合うワークがあり、そこで「気づきが燃料になっている」という言葉をもらえたので、自分の中での納得感が増してとても有難かった。
最後に、未来のカードを引く。
未来のカード:Journey(旅)
今回はすぐには選べず、輪になったカードの周りをぐるぐるとしばらく迷った。今までとは違って、自分の頭のなかに過去・現在を経てなんとなく未来に向かうイメージがあるような気がしていて、それにフィットするものを探していたように思う。
このカードを選んだのは、手のぬくもりが想像できるようだったから。「繋いだ手のぬくもり」というキーワードが浮かんできて、そのあとカードの言葉「旅」を見て、そっちへいくのかという新鮮な驚きがありながら、そのふたつのイメージが不思議と心に落ち着いた。
”平凡さを抜け出し、気づきに導かれて、私は様々な人の手のぬくもりに触れていく旅に出る。それは見知らぬ自分との出会いでもある。”
そんな私自身のストーリーが3枚のカードから浮かび上がってきたとき、これからの私の目標が決まった。
そして目標を目の前にしたとき、あのマントラが心にこみ上げたのだ。
Of course I can!
もちろん私ならできるとも!と心に思い、口に出した効果はすさまじかった。この日から、やりたいことやどうしていくかがどんどん湧き上がって、行動に繋がり、形になってきている。
私の旅は、もう始まっているのだ。
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