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仕事で書き物をやっていて、特にマンガや小説などのフィクションを作っている人が、たまに言われることがある。 「いいアイデアあるんだけどあげようか?」 これを言われた人の結構な割合がムッとしている。 いらないからだ。 創作者(上から目線で嫌な言葉ですね)に、アイデアがない人などいないのである。 小説家なら「小説のアイデア」を10個や100個持っていて当たり前だし、マンガ家は「マンガのアイデア」を無数に持っている。起業家ならおびただしい数の「新しい会社のアイデア」
~事務所~ ペンローズの三角形「あの……大事なお話ってなんでしょうか? もしかしてクビでしょうか、そうですよね、やっぱり私なんか……」 「ははは、相変わらずネガティブだな、ペンローズの三角形は。むしろ嬉しい知らせだよ。今度のライブで、ペンローズの三角形にセンターをやってもらおうと思ったんだ」 ペンローズの三角形「ええっ、私がセンター……ですか!?」 四角すい「マジか! よかったじゃん、ペンローズの三角形!」 球「ペンローズの三角形ちゃんならセンターできるって、私、信