スポーツ漫画企画案備忘録13
【タイトル】:シン・体操
【コンセプト】:熱血女子体操……!
【主要人物】:知念 麒麟(ちねん きりん)……沖縄出身。ダンス経験者で表現力が高い。
如月 鳳凰(きさらぎ ほうおう)……三重出身。くのいちの末裔らしく、長身のわりに身軽。
【あらすじ】:名古屋にある「名古屋城女学院」。この学校は女子体操の名門として知られている。目下の注目は、スカウトされて入学した『三重のフェニックス』の異名をとる如月鳳凰だったが、初日の練習で彼女なみの注目を集めたのは一般枠で入部した、沖縄からの越境入学者、知念麒麟だった。無名の存在であった麒麟を意識する鳳凰と、鳳凰のレベルの高さに素直に感嘆とする麒麟。
彼女らはお互いに切磋琢磨しながら、『四神』と呼ばれる四人の選手が頂点を激しく争う高校女子体操界に殴り込みをかけていく……。
華やかかつ熱いスポ根ストーリー!
【ポイント】
・女子体操にスポット。題名は新体操と誤解されそうなので、再考の必要あり。
・男子体操は五輪で金メダルなどを取っているが、女子体操はまだ取っていない。そこにフィクションが介在出来る余地ありと判断した。
・基本小柄な選手が多いというイメージなので、ライバルとなる四神にはわりと極端な属性を付与することとする(例:白虎はヤンキー、玄武はお嬢様、青龍は地下アイドル、朱雀は不思議ちゃん)。
・四神はそれぞれに得意種目はあるが(例:白虎は跳馬、玄武は平均台、青龍は床、朱雀は段違い平行棒)、麒麟と鳳凰はまんべんなくこなせる為、肉薄出来る。
・主人公を二人にしたのは、身近な競争相手が欲しかったこともあるが、百合要素も描けるのではないかと考えた。
・名門高校入学スタートということで、「未経験者がそこまで上達するだろうか?」というエクスキューズは解消出来る(主人公二人とも体操経験者)。