人事は何を見てる?未経験から転職する時の2つのポイント
「人生100年時代」…
1つの専門性だけでは、戦えない世の中になり、新たな武器を得るため、未経験から新たな挑戦ができる環境へ転職する人が増えてきました。
売り手市場で人材に困っているとはいえ、中途採用の基本は即戦力採用です。まだまだ未経験で転職できる求人は多くはありません。
未経験で採用するくらいなら、新卒の上位校学生を採った方がいい!と考える企業も多くあります。
まだまだ数少ない、未経験からの転職チャンスをものにするために、2つのポイントを解説していきます!
ちなみに未経験には、「職種未経験」と「業界未経験」があります
今回は、職種未経験にフォーカスしてお話をしていきたいなと思います
<動画はこちら>
ポイント①「ポテンシャル」
採用は基本的に、満たしたい役割や機能を補完するために行うので、その役割や機能を補完できそうかがポイントになります。
今回は、未経験なので「できるかどうか」の判断ではなく、「できるようになりそうか」の判断となります。
では人事はどのように「できるようになりそうか」を判断するのか。
基本は、今持っている武器が、募集しているポジションとどの程度、親和性が高いかを見ます。
つまり、現職で得たスキルのうち「何がどう活きるのか」を探しに行きます。その際、何をアピールしていくかの選択が非常に重要です
例えば、あなたが飲食店等での接客業をしていて、営業職への転職に挑戦したいなら、「お客様への言葉遣い」「お客様ファーストの精神」などは営業職でもすぐに活かされるかもしれません。
しかし、これだけでは不合格となってしまうことが多いでしょう。
理由は、営業職において、「お客様への言葉遣い」「お客様ファーストの精神」はベースとなるスキルでしかなく、「課題ヒアリング力」や「プレゼンテーション力」などがより重要なスキルだからです。
ですので、こういった「課題ヒアリング力」や「プレゼンテーション力」をアピールできるエピソードを盛り込むようにしましょう。
転職に限らず、スポーツでも同じかなと思っています。
別の種目に移る場合は、今持っている筋肉やスキルが、どの程度、新しい種目で活かされるのかを判断するかと思います。
ポイント②「やる気」
そして2つ目のポイントが「やる気」やパッションですね。
やや精神論と思われるかもしれませんが非常に重要なポイントです。
未経験の場合、武器の親和性が高かったとしても、新しいことを学んだり、アウトプットしたりするのに大変な苦労をします。
仕事の努力だけでなく、自習なども必要かもしれません。
当たり前ではありますが、努力をしても、そんなに簡単に結果が出るとは限りません。
こういった壁を乗り越えれるほどの気力やエネルギーがあるのかを見られます。
これをどこから人事は判断するかと言うと、志望動機などの「なぜこの職種なのか」という問いへの回答かと思います。
なぜ、それがしたいのか?
なぜそう思うようになったのか?
どういった気づきや原体験があったのか?
とことん深掘りされ、情熱の有無を判断されるかと思います。
「なんとなく」「興味が出た」くらいの温度感では難しいかと思いますので、しっかりと自分と向き合い、自分がなぜこの職種に挑戦したいのかを明確にしておきましょう!
以上、2つのポイントを抑えておけば、未経験からの転職でも成功確率がグンと上がるかと思いますので、ぜひしっかりと準備してみてください。
【おまけ】運営中のサービス
◎未経験から採用人事を育成するための研修「HR Training Camp」
<こんな方にオススメ>
・採用担当に異動したてで、1からちゃんと学びたい
・資格リクルートプランナーを取得したい
・未経験だけど人事に転職したい
・人事がお客さんだけど、イマイチに人事が何をしているのかわかんない・人事がお客さんだけど、イマイチに人事が何をしているのかわかんない
◎Youtubeチャンネル「人事とキャリアの教科書」
<こんな方にオススメ>
・人事の仕事に興味がある
・人事目線の転職のTipsを知りたい
・【Coming soon】コーチングやリフレクションに興味がある
◎その他
・玉川大樹のツイッター
サポートいただいたお金は、お肉に換え、それをまたモチベに換えて、いい記事を提供します!