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AI上司を導入した社会現象。継続利用希望100%の、異常な程の製品を当ててみて

先日、AI上司を全社員に導入した事を発表して以降、社会現象と呼んでいい程の影響を頂きました。

過去10年間クラウドサイン責任者時代に相当量の発信をしてきましたが、今回の記事が全ての記事の閲覧数を超えた反響で、NewsPicks等様々なメディアに(今後TVにも)も独占取材をいただくこととなりました。

今後もメディア露出が続き、LLMを活用したAIエージェントの代表事例に育っていくものだと考えています。

AI上司の実効果

今後様々な反響をいただくこのAI上司は、「PeopleWork Management Copilot」との製品名で正式リリース予定とする方針です。

社内実証実験を超えて、外部提供もクローズドで提供開始しています。既に複数企業がこのAI上司の精度の高さを実感していただくフェーズです。実証実験のアンケート結果をここに公表していきます。

結果としては、メンバー職社員の88.2%、管理職社員の100%が「AI上司利用継続」を希望する結果となりました。

10年以上SaaS事業経験がありますが、このようなアンケート結果は見たことがありません。無償でPoCを実施した後の有償課金後の継続希望は、大小様々なアンケートが日々世界的に行われていますが、これ程までの継続希望比率を、未だ見たことがありません。

それ程に今回のAI上司=「PeopleWork Management Copilot」の実証効果が、一度導入してしまっては二度と後戻りのできない製品なのだと考えています。先日100社弱向けにこのAIエージェントセミナーを実施致しました。


ここで外部向けに始めてAI上司のデモンストレーションを実施致しましたが、その結果がまた異常な程の反響でした。


利用企業が50%で、まだ判断がつかないがちょうど半分。これ程の企業母数では割れる結果になりますが、「導入希望なし」が0%のソリューションは未だかつて見たことがありません。

それ程までにキラーソリューションなのだと、30分-1時間のセミナーでの反響にPeopleX内部では驚きの反響だと実感しています。

部下よりも、上司が望んでいる

このAI上司、アンケート結果ではいわゆる「部下」と評されるメンバーよりも「上司」たるマネジメントレイヤーの方が切望されるという結果が出たのが興味深いです。

こちらはメンバー向けに週次で業務振り返りと業務改善を送った結果ですが、業務振り返りで役に立ったが95%で、自らのメンタルヘルス/モチベーションに気遣うようになったが60%程度。しかしながら「非常に当てはまる」自体は若干少なく、現在より良いながらも、今までのやり方が覆るほどのWOW体験は創り出せていないと判断しました。

ここで上司側を見てみましょう。

上司側がメンバーの業務を知ることができたの満足度は100%で、実に66%が「非常に当てはまる」の強い因子を見つけることができています。

確かに自分自身は「マネジメントする側」の経験が長く、複数人をマネジメントする責任を負うシチュエーションが多かったため、このアンケート結果は腑に落ちます。

したくもないけど業務進捗の確認や、重要案件の進捗共有を求める事をしています。自らの責務を全うするために、案件確認をして、部下のコンディションを確認し、最近ではモチベーションまで査定されるのでその把握までもが仕事になり、ミドルマネジメントの負荷は益々広がるばかりです。

HR Techの出現は、マネジメントの負荷を益々高める方向に進んでおり、少し歯止めが必要とも考えております。マネジメントの負荷を下げる方向にテクノロジーを活かすべきです。

その絶妙な役割に、このAI上司=「PeopleWork Management Copilot」がなったのです。奇跡のようなソリューションを、当てることができました。

よく野球で例えますが、オークランド・アスレチックスがマネーボールという映画で描かれた通り、徹底したセイバーメトリクス=数値管理で、覇者になったことが描かれました。

実際にもWAR等の勝利貢献した選手を評価し、その行動管理をしています。 同様のことがビジネスパーソンでも可能です。

上司に擦り寄った者、評価前だけ張り切る者、社内政治に勝った者ではなく、AIが客観公平な評価を下すことが可能です。 努力した者が、報われてほしい。

その志だけで今回の結果まで結びつけました。この製品を世界中まで届けることで、努力することが報われる社会を作っていきたいと考えています。

LLMの時代の上司の在り方

このアンケート結果を見て、LLM時代の在り方を少しだけ希望が湧いてきました。LLM/AI普及により、人間が代替されるものではなく、むしろ上司側の活用希望が増えるのだという希望です。

メンバー側はむしろ人間的な結び付きを求めているのに対して、その期待に応えるために上司側の負荷が増して、絶望しているのを救う福音になるのが今回のAI上司なのだというアンケート結果になっています。

PeopleXではAI上司以外にも、AI採用面接官、AIスカウトサービス等の特に人事領域での多面的なLLM/AIソリューションを展開しています。今回特別にAI採用面接官の動画も公開します。

今回のアンケート結果を受けて、皆様はどのような感想をいだかれたでしょうか。

私たちの反響ではむしろ人間の力が増強され、主観と勘による仕事から、客観と公平による仕事にしていけると考えています。最後は人間が自信を持って責任を果たすべく、LLM/AIを活かした共同作業を実現するために、今後も
PeopleX社は最善を尽くしていきます。

AI営業、AI接客、AI受付のようなソリューションも展開していきたいですので、今後も協業先を常に模索しています。先進国共通の労働人口減少社会で、当社のLLM/AIを活かして事業展開してくださる企業を積極的に募集しています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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橘 大地
お読みいただきありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ