令和時代の契約をアップデートする。「クラウドサイン プロダクトロードマップ Spring'19」公開!
クラウド契約サービス「クラウドサイン」は、次の大型製品アップデートとして「クラウドサイン プロダクトロードマップ Spring'19」を発表させていただきます。2019年5月〜9月末までの製品計画となります。
契約締結手段の増加(SMS)
クラウドサインは、「紙と判子」を用いた契約締結手段を、メールアドレスを用いた契約締結手段にアップデートしたことが進化点でした。今回クラウドサインでは、SMS(ショート・メッセージ・サービス)経由での契約締結手段の追加を検討しています。
これが可能になれば、相手方のメールアドレスを知らず、電話番号のみを知っている相手方との契約締結が可能になります。メールアドレスを保持していないToC向けの契約締結がより利便性を感じられるようになるかと存じます。SMSによる本人性の担保を行う方法を慎重に検討した上、実装をいたします。
契約締結手段の増加(対面契約)
続いて、対面での契約締結手段を追加する予定です。
パートナー企業と連携し、iPad等のタブレット端末に対面で記入していただき、対面での契約締結が可能になる予定です。
これにより、対面での契約相手と締結することが可能になり、スポーツジムの会員申込書、漫画喫茶の会員申込書、保険の加入申込書などの締結が容易になります。
紙の契約取り込み機能
従来までクラウドサインでは、クラウドサインで締結した書類の管理ができるよう、書類情報機能、アラート通知機能、検索の高度化などを開発してまいりました。
しかしながら、紙と判子で締結した書類を管理することはできませんでした。そこで今回クラウドサインでは、紙と判子で締結した書類データをクラウドサインに取り込むことのできる機能を予定しています。
クラウドサインでは、契約締結の他に、いかに効率的に契約管理を行えるかの機能開発を重点的に開発を進めており、また、契約書のスキャン作業、契約書内容のデータ化作業を代行する「クラウドサイン SCAN」を運営してまいりました。今回、紙の契約データを取り込むことができるようになり、より法務部などが効率的に契約管理を行うことができます。
自社の契約を分析することで、契約交渉時における基礎情報の検索等を容易にし、法務体制をより強固にできます。
閲覧権限の多層化
上記契約管理機能のアップデートとして、閲覧権限の多層化も予定しております。
従来まで同じアカウントが複数のチームの閲覧権限を得ることはできませんでしたが、今回の開発でこれが可能になるため、例えば、法務のアカウントを営業チーム、人事労務チーム、マーケティングチームなどの複数のチームの契約内容を閲覧することができます。
契約アナリティクス:フリーテキストのコピー
上記のようにクラウドサインでは契約管理機能を強化しており、その一環として契約書内容の分析=契約アナリティクス機能を強化しています。今回は、書類に記載されたフリーテキストの入力値をクラウドサイン画面上で閲覧、コピーすることができるようになります。
従来まで受信者等が記入したフリーテキストの内容はPDF上に表示されるだけでしたが、クラウドサイン画面上にも表示されるようになるため、例えば取引先が記入した取引先名、取引金額、契約締結日、自動更新の有無などの情報を視覚上も容易に管理することが可能になります。
エンタープライズ向けサービス強化の方向性
クラウドサインでは、2015年10月よりサービスを開始以降、スピーディーな契約締結、印紙代・郵送代などのコスト削減の面などが評価され、2019年3月に導入社数40,000社を突破いたしました。
昨今では、働き方改革や生産性向上に伴うクラウド移行などが求められる中、エンタープライズ企業においても加速度的に導入が進んでおります。その一方、これまでエンタープライズ企業における「クラウドサイン」の利用において、企業独自の契約フローや管理者の権限などにより、一部社内規定の見直しが必要なケースがありました。
これらの課題を解決するため、エンタープライズ向けのサービス強化の一環として、4月から、大規模組織での契約締結に求められる承認フローや各種管理機能を実装した「Bussiness プラン」を提供しております。
その他機能開発/パートナー連携
その他にも一括送信機能にアクセスコードを付与できるようになるなどの機能開発を予定しております。今後もより良いサービスを提供できるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、お客様からの機能要望や開発状況の最新状況は以下からご確認可能となっております。