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PeopleX、基幹事業である「PeopleWork」の参入領域、タグライン、ブランドデザインを定めました。
諸々の進捗報告です。
まず、本日PeopleX社の基幹事業であるエンプロイーサクセスHRプラットフォーム事業「PeopleWork」の第一弾参入領域を「入社・異動・昇格時の即戦力化領域・オンボーディング」に決定し、2024年8月にリリースすることを発表致しました。
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人員拡大で2回目の増床
創業して3ヶ月ですが、人員拡大で2回目の増床する予定です。
引き続き採用はリファラル採用とインバウンド採用のみで回っています。今はリファラル採用した方からの紹介が今中心になってきており、起業当時から200名体制まではほぼリファラル採用でいけると考えてましたが、予想通りでした。
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CHRO経験者が多い会社ですが実は人事部署専任がいない会社でした。ようやく1人目人事部署の方もリファラルで採用が決定し、これから攻めと守りの組織をより構築していければと考えております。
PeopleWorkのブランドデザインの確立
元々会社のコーポレートアイデンティティは創業と同時に確立していましたが、まだPeopleWorkのサービスデザインが定まっていない状態でした。
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創業直後は製品をまだ顧客に充てていない段階だったため、顧客からの反応を見てサービスブランドを確立していこうと考えていました。創業して2週間後の4月3週段階ではペルソナと参入領域が誤っていなかったことが確認できたため、サービスブランドを創り上げていこうと決めました。
こちらが今回発表したサービスブランドです。
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「PeopleWork」のロゴは、伝統的なセリフ体のロゴタイプで信頼感と安心感を表現し、「People」と「Work」の頭文字を結びつけた菱形のシンボルマークは、「社員の成功が会社の成功に直結する」という我々の理念を象徴しています。そして、菱形の上部が開かれていることで、成長と上昇をより強調して表現し、伝統(文字)とモダン(シンボル)の調和によって、個々の多様な個性・才能を活かす社会の実現という我々の思いを表現しています。
PeopleWorkの参入領域とタグライン変更
コンパウンドスタートアップとして初期から20個以上の製品開発を行うことを創業初日から決定していますので、参入領域は少し特殊な方法で決定する必要がありました。
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HR/人事領域は本当に幅広い領域のため、まだまだ余白が複数ある前提で、これから高い山を登るために初期プロダクトを何に決定するかは綿密な市場調査と共に、コンパウンドスタートアップとしての未来を予測する必要がありました。
その結果「入社・異動・昇格時の即戦力化/オンボーディング領域」からスタートすることに決定しました。
まず課題が根強いことです。
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人事部門の方にインタビューすると「当社では既にオンボーディングフローを確立している」とお答えの企業も多々ありますが、
実際に現場社員にインタビューを行うと、現状のオンボーディングフローには満足しておらず、実際に中途社員の18ヶ月以内離職率は高く、離職までいかなくとも満足のいくパフォーマンス発揮にまで結びつかないケースがほとんどです。
企業側からすると直ぐに採用のミスマッチの問題に結びつけがちですが、内情はオンボーディング支援の不足の問題が多いのです。経験者採用だからこそ、会社側がアンラーニングプロセスと新たな会社でのラーニングプロセスを充実させていかなければなりません。
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PeopleX社の推奨するオンボーディングプロセスはラーニングプロセスだけではなく、既存社員や先輩社員に気軽に相談やチーム組成を行えるだけの「人へのオンボーディング」を重要視しています。
今想像されているオンボーディングタスク製品とは全く異なる価値をPeopleWorkでは出せると考えています。驚異的なアクティブ率の高さを示すことになるPeopleWorkのデモ画面を見ていただければ、その価値を理解していただけると確信しています。
本日から新しい商談資料とデモが実施可能ですのでお気軽にご連絡ください。
明日からPeopleWorkの資料フルリニューアル。全ページ自分自身の書き下ろしで、90頁の長編大作に。
— 橘大地🔖 (@d_ta2bana) July 14, 2024
印刷前提の営業資料は「何ページにお進みください」が不便で短いリズムが重要であったが、
オンライン時代の営業資料は、営業側が画面共有して顧客側で振り返れるように長い資料の方が良いと判断。 https://t.co/st3Y4V5GUH pic.twitter.com/XPvsSqD9ZH
お問い合わせはこちら。
エンプロイーサクセスの定義とフレームワーク
PeopleWorkの掲げるエンプロイーサクセスとは何を指し示すものなのか。企業においてどのような便益があるかの定義付けを早期に定めたいとPeopleX初の合宿を行いました。
PeopleX、初のセールス/マーケティング合宿を実施(10人くらいで)。
— 橘大地🔖 (@d_ta2bana) June 22, 2024
議論テーマは
・PeopleWorkのタグライン変更
・エンプロイーサクセスの定義
・エンプロイーサクセスのフレームワーク
・PeopleXのMVV
特に日本で「エンプロイーサクセス」と聞いたときに想起するプロダクトイメージがないため、… pic.twitter.com/5IQ5uqyb1T
エンプロイーサクセスは、社員の為に会社が支援すると満足度やエンゲージメントが向上するから実施した方がいいというものではなく、最もROI/資本効率の良い実行戦略で企業成長のために行うものなのだということを強調していくものだと考えています。
そこで明確化した定義がこちらになります。
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もしかしたら短期的成長のためには社員の現状能力を指揮命令のみで実行した方が効果的な瞬間はあるかもしれないが、企業が持続的に成長するためには社員が能力発揮のために会社側が支援することが重要である。
それがPeopleXの考えるエンプロイーサクセスだと定義付けました。またこれを実践するための視点、フレームワークも改めて定めました。
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PeopleWorkのペルソナ
製品開発のペルソナは、初期からエンタープライズ企業でも耐えられる設計で開発を行っており、今後のセールス&マーケティングでも日本を代表する企業にこそご利用いただきたいと幾つかの施策を仕込んでいます。
PeopleWork、まさかの今月10社受注ペース。
— 橘大地🔖 (@d_ta2bana) July 12, 2024
製品はエンタープライズ向けに開発し1万人規模でも耐えられる設計にしてますが、足元スタートアップ企業からの需要も高い状況です。
自らも初めてPeopleWorkに登録し、社内で初めての「持っている資格:弁護士」を登録してみました。ゴルフ好きも何人か! pic.twitter.com/hnQggBiCBC
しかしながら足元では想定外のポジティブな状況が続いています。エンタープライズ企業への商談はリードタイムが長くなることもありますが、現状足元ではスタートアップ企業での導入が進んでいます。
想定ARPPUは当然ながら下回っているものの、スタートアップ企業からの需要が高いのであれば臨機応変にパートナー戦略を含めてカバレッジを強める方針です。引き続きエンタープライズ企業向けに製品開発を強めつつも、スタートアップ企業へのセールス&マーケティングも一定強めていく方針で考えています。
特に6月からは自らの時間の1/3を営業に使っていますので、是非スタートアップ企業の皆様からの商談希望を積極募集しております。時間的制約もありますが、自ら商談も積極参加していますのでお気軽にお問い合わせください。
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正式リリースは8月ですが、まさかの7月は単月で10社受注ペースです。
会社のミッションとエンプロイーサクセス
これに合わせて会社のミッションとエンプロイーサクセスの位置付けを明確にすることにしました。
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生成AIを用いたHR事業の展開も水面下で思案、実行を進めており、創業3ヶ月で一定会社の進むべき方向性が定まってきました。
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ここまでが創業1ヶ月目で考えたこと
上記までが創業1ヶ月目に思案してようやく発表までできました。現在はまた別の気付きに基づいて3ヶ月後に発表するようなことを足元全力で進めています。
実行と発表は常にタイムラグがあり、内部にいる人物の醍醐味としては異常なスピードで実行戦略を置いている現場を生身で体験できることにあります。そのダイナミズムやスピード感、社内外の巻き込み方でこそ、成長できる環境があると考えています。
新しく出て行く者が、熱量やスピード感で負けていては、世の中に新しい価値を何を残せようか?
これからもPeopleXは、新しく出て行く者として無謀を繰り返していきたいと思います。
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![橘 大地](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135788197/profile_68055054f0494295177460e29b0b67f2.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)