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PeopleXでパーパスと行動規範を定めました。
PeopleXでは、創業初年度は特に色々決めすぎずに自由に運営していこうかと考えてましたが、既に30人を超え、自然にそれぞれの部門長を定めて組織化していったこともあり組織化にも一定力を入れることにしました。
8月1日にPeopleX基幹事業となるPeopleWorkもリリースされ、通常のスタートアップ企業なら創業2年くらい経っている時期と仮定すると、この段階で企業としてのパーパスや行動原則を定める時期だと判断しました。
PeopleWork、本日正式リリースしました!!
— 橘大地🔖 (@d_ta2bana) August 1, 2024
現在リリース前に20社有償導入しており、年内に100社、来年3月までに150社の有償導入、ARR1億円を目指します。… pic.twitter.com/h5lVKpU4Pn
PeopleXのパーパス
まずパーパス(企業の存在意義)は、「地球上で働くすべての人への支援を通して成功に導くこと」と定めました。
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会社名の由来の通りPeopleX社は、企業成長を持続的にしていくために社員の能力発揮を支援することが最も資本効率が良く、労働人口減少社会の唯一の処方箋だと考えています。そのために人々(People)の知見や経験、叡智を結集させて、PeopleX社は全てを尽くしていきます。
そのための各事業の立ち位置も明確化しました。
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あくまでPeople Successが会社のパーパスであり、その手段は様々あります。社内だとよく話していますがPeopleX社はSaaS/クラウド企業ではなく、時が来たら学生向けの教育事業、シニア向けのアクティブラーニング事業、ゲーミフィケーションも有効なのでゲーム事業や、新しい時代に適合した福祉事業なども展開していきたいとも考えています。
採用候補者向けにも、今週発表予定のリリースもあります。
全ては「地球上で働くすべての人への支援」を通してと銘打ち、志高くグローバルでの展開を当初から視野に入れて、不可能を可能とする事業展開を早期に達成していきたいと考えています。
PeopleXの行動規範
今回は4つの行動規範を定めることとしました。会社の方針と合致しながら、それぞれの現場社員も含めて全員が意識できるものとして定めました。また格好良い英語縛りでなく、解釈の余地の出ない日本語で定めることを意識しました。
それぞれ紹介していきます。
小さな成功でなく、歴史に残る偉大な成功を目指す。
まず1つ目はPeopleX社らしい「小さな成功でなく、歴史に残る偉大な成功を目指す。」です。
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これ自体がPeopleX社らしいと定めることにしました。PeopleXらしさはよく3つあると採用時に話しています。1つは人を大切にする組織、1つはエンプロイーサクセスという事業ドメイン、最後は歴史に残るような偉大な成功を目指しているという点です。
当然ながら社会的意義を重視して経営していますが、それと同様に、自分たち自身がMicrosoft、Apple、Teslaのような偉大な企業になることを目指しています。日本でもトヨタ自動車、ソニー、日立製作所といった企業を尊敬し、世界から最も高い信頼を寄せられる組織を目指しています。
異常速度で、社会実装していく。
もう1つは我々組織全体、そして各人が意識するスピード/速度を定めることとしました。そして「社会実装」までを各人がコミットメントする文化を創っていきたいと考えています。
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私たちのようなスタートアップ企業が抗い続けなければいけないのは、遅い意思決定、遅い実行力、遅い社会実装です。新しく出て行く者側の私たちが、先輩方と同じ成長速度では社会的意義はないですし、敵うはずもありません、
企業価値の源泉は、異動な程の速度で社会実装までを行うことです。各人が最終アウトプットである社会実装責任までを追い、最後の実装までのラストワンマイルまでを背負うことを意識しています。最後どこか責任者の仕事ではなく、各人が最後までやり切ることが企業価値の源泉。
妥協なく、常識に捉われない速度で社会実装し続けるのがPeopleXです。
中長期で愛される企業を目指す
皆から応援される企業、中長期で愛される企業を目指すことも、譲れないポイントとして行動原則に入れることとしました。歴史に残るような成功を目指すためには様々な企業から応援される存在でなければなりません。
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社内ではこの行動原則を口酸っぱく話しているかもしれません。特に資金調達時の発信には襟を正すように社内発信しました。
まだまだ目指すべき姿には一切届いてない段階で調子に乗ったりするように見られないようにと。実際に調子に乗っていなくともそう見られたら自分たちの責任であると。常に謙虚で優しい企業で在りたい。
懐の深い人、優しい人、余裕のある人が尊敬されるように、企業にも人格があり周囲から尊敬される企業で在りたい。そのためには尊敬されない人を抜擢しない、リーダーに据えない。周囲から尊敬されるリーダーを役職者に据える。この段階で企業の考え方を明確化することにしました。
信頼し合い、遠くまで行こう。
最後に内部コミュニケーションの在り方を定めました。どのような内部組織を創りたいかについてです。
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自分自身の哲学ですが、その時点での自分の判断を大切にしないことにしています。その時点で判断せず、共に信じた人と育んでいくことを大切にしています。
初期に巡り合った人を信頼し、育んでいく。パートナー企業にも同じ気持ちでいます。もしかしたら世界中を探せばもっと良きパートナー企業がいたとしても、そのような判断はしない。巡り合った初期に出逢った企業を大切に共に成長し信頼関係を育てていきたい。
これから急成長を目指す上で様々な苦難や困難が訪れたときに、共に育んでいくという視点に救われる瞬間が訪れると思います。だから社員同士も共に関係性を育てていって欲しい。
PeopleX社を信じてコミットメントしてくれる社員を信頼しています。後から入った方をパラシュート人事のようなことはせずに、初期からの社員を最優先に関係性を育てていきたいと考えています。それが結果的に、近道だからです。
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![橘 大地](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135788197/profile_68055054f0494295177460e29b0b67f2.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)