運命の人に出会った時、軽やかな鈴の音がすると誰かが言った。
パン屋を切り盛りする若き少年店主。地域からも味が良いと評判で常連もついて大繁盛。
いつも店に通ってくれる少女。
彼女が来るといつも軽やかな鈴の音が聞こえた。
しかし、2人は逆と店主以上の話しはしない。
そんな中、少年にもう一つの仕事の依頼が入る。
少女は気がついたら暗い檻に閉じ込められていた。
臭うのは血の悪臭。
何かが砕かれる男。
そして目を疑う異形の怪物たち。
化け物たちは愉快な笑ながら少女を痛ぶり、殺そうとする。
そこに現れたのは白蛇の仮面を被った男はだった。
#読切部門