自分の限界アラームを知る
一生懸命頑張り続けて疲れが溜まってきた時、もう少し頑張るべきか今日はもう休むべきかというタイミングがくる。そういう時は緊急事態や非常に忙しかったりで、休むか続けるかの正常な判断が難しかったりする。
そういう時に「自分にこういう状態が出たら、その瞬間に手を止めてその日は休むべし、即寝る必要あり」というものがわかっていると、非常にいい。
頑張りすぎは何が問題か
自分の限界を超えると、脳の精度が落ちる。すると通常状態よりも不注意、記憶障害(聞き漏らし、思い出せないなど)、頭の回転低下という状態になる。その結果、怪我、忘れ物・忘れ事、仕事やプライベートでの失敗が増える、怒りや悲しみの閾値が下がって情緒が不安定になる。
燃え尽きると、その後再起するのが本当に大変。元気な状態から頑張るのは大変なのに、燃え尽きたマイナスな状態から再起するのはもっと大変である。頑張りすぎて失敗したり燃え尽きる前に一旦休むだけで、まだ間に合う。心身が深く傷つく前にちょこちょこ休んだ方が長期的に走り続けられる。
自分の限界アラームを理解する
自分の心身の状態をよく観察する。ミスが増えたり、効率が一気に落ちる状況はなんだっただろうか。自分の精神状態が不安定になる時はどういう時だろう。何があれば、自分の限界アラームということか。
自分を守るのは自分、他人が守ってあげるのは他人自身。
限界アラームがでたらどうするか
寝る。最も脳を休めることができるのは「睡眠」。可能であれば、目が覚めるまで、脳が睡眠を十分量とりきるまで寝る。焦るかもしれないけど、急がば回れ。休んだ後の脳の元気度は素晴らしい。
筆者の限界アラーム
「2回連続ミスをしたらその場で手を止めて寝る」
よくあるのが、文字の書き間違え、食事中に間違って口の中を噛む。
「視界からの情報が認識できない」
文字や画面を見る事ができているけど意味が入ってこない。
「ネガティブな発想になる」
通常状態ではネイティブな発想はほぼ起きない。
そういう時は、脳が精度が落ちている時である。これ以上無理して進めても、ミスが増えるものを生み出しても二度手間になることも少なくない。そういう場合は、中途半端でもその場で全てを辞めてすぐ寝る。寝付けなくても目を閉じる。
まとめ
自分の心と体を守り、限界点を変えた時に下した判断による失敗を防ぎ、長期的にそこそこいいコンディションで走り続けるための生き方。