サービスしていない時も、サービスしている、の話
サービスしていない時もサービスしている、の話です。
サービスマンが歩いているとき
バッシングしたグラスやお皿をバックに下げに行くとき
スタッフに指示しているとき
インカムを使っているとき
立っているとき
そんなときに、笑顔が無かったり、言葉使いが良くなかったりして
お客様に呼ばれた瞬間に笑顔になったり
お客様と話をするときだけ言葉使いが変わるのって、気持ち良くないですよね。
気にしすぎかもしれませんが、そこまで見ているお客様もいらっしゃるのです。
本質をいうと、見られている、見られていない、は関係なくて
仲間にも笑顔で、言葉遣いが良い人、が素敵だな、ということです。
そういう方にサービスして欲しいな、とお客様だったら思います。
なので、サービスをしていないときも、サービスをしているということです。
お皿を下げて、背中を見せた瞬間に無表情になるのを見た瞬間には残念ですし、
インカムのつけ方が汚かったり、インカムでの話し方、言葉使いが汚かったりすると、残念です。
結婚式会場や大きなレストランだとインカムをつけているスタッフが多いですよね。
何度も言いますが本質は、聞かれているから、とか見られているから、ではないのですが
気にした方が良いよね、という意見です。
もちろん意識しないと口角は上がらないですし、意識しないと言葉使いは良くならないです。
そもそもサービスの場が楽しかったり、サービスメンバーが常にコミュニケーションを取ってポジティブな声掛けをしていたり、営業時間の経過時間によっては体も疲れます、人間なので。そんなときに声を掛け合える、そんな文化が必然とサービスマンの、サービスをしていない時のサービス、につながるのかも知れません。
先日書いた「おもてなしは、チームプレイ、の話」にもつながると思います。
私語は雑音ですが、意味のある会話は私語ではないはず。
お客様に私語と思われたら私語ですが、サービスの人たちみんな楽しそうだな、と思ってくださったら、それは意味のある会話になるはず。
と、書きつつ、その塩梅は難しすぎるなと思ってますが。
けどその会話の意味、をサービスチームや店舗でしっかり認識して、自由と責任の意味を理解できることも、サービス力につながると思います。
これも、サービス業でアルバイトをする意味、につながるはず。
とは言え、メリハリは大事だと思います。
ずっと気を張るのも大変ですし。
わたしもバックヤードで水や飲み物を飲むときには「ふぅ~」と気を緩ませてました。
サービスに限らず、いろんな場面でも大事なことかもしれません。
会社説明会で説明していないとき
営業マンが営業していないとき
先生が授業していない時
面接官が面接していないとき
・・・etc
改めて、いま書いている自分が書いていないとき、を見つめ直しています、のお話でした。
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