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社長が部長の代わりをしてる状態の組織の4つのデメリットと解決策


オーナー企業(家族経営)に多いパターンかと思いますが、

ヒトが育たない、、、
優秀な社員が残らない、、、
右腕がいない、、、

とかにより、
企業成長にドライブがかからず、常にヒトの問題の悩みから解放されないどころか、社長が走り回る状態は永遠です!笑

その原因として、
社長が部長色の仕事から手を離さない(離せない?)事が課題かと、、、

❶適所適材のチーム構成が作れているのか?

ビジネスモデルにもよるが、
そもそも社長一人のマンパワーでは無理な労働集約型事業であれば尚更です

その労働集約型ビジネスで、
『リーダーを配置してる』
と組織図を見ると、確かに!となりますが、
履歴書や社歴などを見ていくと、事業や業務を回すための採用を優先するため、マネジメント経験がなかったりします

だから、ある程度の規模になってきて、チームマネジメントを者歴が長い人にお願いする事になります。
これが全くダメな事ではないですが、適所適材なのかと聞くと「???笑」という反応になります

これでは、チームワークもあったもんじゃないです❗️


❷コミュニケーション不足がマスト

社長はある程度の規模になると、社長業の負担が増加する
優先順位が高い上に、未経験実務もあるため、店舗や営業所へ行く頻度が低下する
新たに入社する社員からすると、社長と話す機会は当然なくなっていく

それまで社長が人的マネジメントをしてたこともあり、リーダー達はそこへの経験が少ない場合、ストレスMAXになっていきます

❸社長の成長とリーダーの成長度合いのギャップが拡大

社長は、外部の方々や多くの取引先などからの情報も増加し、経験値もスピードアップするため、二次曲線的に成長する反面、、、
リーダー達は、現場管理に翻弄されることに加え、本社が企業っぽくなることで、事務量も増加する(しかもやったことない事ばかり)

であると、
社長はリーダーへの不満が蓄積されます
それを解消しようと、介入していく、、、
火消し自体は仕方がないが、エンドレスのループに突入ですw

❹リーダーも社員も、『社長』と接している感覚しかない

本来であれば、身近な上司に相談しながら、スキル、経験を上げていくはずだが、社長とのやりとりになると、、、
丸投げ状態からの、、、聞きづらい、、、状態のループにより、更なるギャップが広がる

でも社長は、
聞いてきてくれれば教えるよ!
リーダーや社員に苦労して経験を積んで欲しい!
などの最大の親心のカードを出してくるw


これらの解決策ではないが、、、


事業家タイプ、投資家タイプ、、と色々な経営者がいるが、ヒトが資産として中々考えられない経営者が分からなくは無いが、社員は自分がどうなるのかが不安だから本音は言わない!
ましてや、評価制度によって不利になることはしない

現状の組織図だけではなく、1年、3年後のビジョンを組織図で語れると社員には響くと思う
更には、これらを人事が社員に向けてアプローチ出来る体制が作れるといいなぁ〜と思いまーす❗️