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第38のトコロ:日光鬼怒川ライン下り〜SL大樹

人生折り返し地点を過ぎた訳アリ独身女性が「興味あったものの今まで行ったことなかったトコロ」を今体験する。

第38のトコロは日光鬼怒川である。浅草から2時間なんてのがウリだが、浅草までが遠いんだ。

私は北千住から乗ったのであるが…
あれっ?電車、通り過ぎていった?

駅員さんに聞いたら「一階が特急乗り場です」と言われたが、スペーシアXは隔離されている! 走って乗れたからいいものの、これに乗れなかったら、1日1台のSLに乗れないところだった。

さてと、切符はオンライン購入。
【乗車日】2024年11月24日(日)
【列車名】リバティきぬ105号
【時 間】07:43 北千住発 → 09:13下今市着

電車内で何して時間潰すか、悩むまでもなかった。寝たからだ。ぐっすり。


今回は珍しく、単品ではなく日帰りツアーを計画した。もともとの狙いは鬼怒川ライン下りを体験したかったというものだが、たまには下調べしようというか、遠くまで行くんだから交通費の元をとろうというか…。


と、計画を練っているうちに秋になってしまったのだが、これはこれで紅葉の季節。楽しみな旅になるぞー!


そして電車は下今市に着く。ここから日光鬼怒川駅まで、SL大樹1号に乗るのだ。人生初SLである。ウキウキ!


こちらもオンライン購入。
■購入内容
【乗車日】2024年11月24日(日)
【列車名】SL大樹1号
【時 間】09:33 下今市発 → 10:09鬼怒川温泉着
【購入額】760円

近づいてくるSL(つまり遠い)。

SLには展望デッキがついている。窓がないので、たまにススが。

沿道には「道で手を振る人々スポット」がいくつかあり、何人かが手を振ってくれた。あれはなんだろう?

ガイドさんに促されて我々も手を振ったのだが、これが後に意外なところで役に立つことになる。

さて、SLに揺られること35分、日光鬼怒川駅に到着。SLをパチリ。



鬼怒川駅には転車台がある。機関車トーマスを読んだことのある人ならわかるあれだ。頭だけ180度回転させる。

…動画は掲載できないか。
静止画で頑張ろう。

そのまま鬼怒川ライン下り

これが予想より楽しくてびっくり。テレビなどで見たことはあったけど、やはり違うなあ。

40分ゆったり解説してくれる。あの石が天然記念物でー、今年の紅葉は色づきが悪くてーなどなど。

そして急流に差し掛かるとスプラッシュマウンテン状態になる。皆練習してきたのかというほど、うまいタイミングでビニールを掲げて水しぶきをよける。

上を見上げると吊り橋にたくさんの人が。船にいる我々は誰からともなく、橋の上の人に手を振り出した。一生懸命手を振っていると、気づいた人たちが手を振りかえしてくれた。

日光鬼怒川に行ったら、みんなで手を振り合いましょう。

さて、途中には撮影ポイントがあり、乗船後1200円で買える。ここにもディズニー商法の波が来ていたか。船ごとの盛り上がり度が現れているのが面白い。生真面目に全員座ってる船もあれば、ピースサインをしたり、両手を振ってる人々も。私はその、みんなで手を振ってるバージョンにいた。

経験上、1人でも「へぇー!」「なるほどー!」とガイドさんに調子を合わせてれば、周りも盛り上がるんだよ。

残念だったのはやはり紅葉か。毎日観光案内のサイトをチェックしてても無駄だった。暖かかったり急に冷えたりしたせいで、普段なら上から色づくところが全部まとまってしまい、コントラストがないぼんやりした景色になってしまったんだろうな。


実は夕方くらいに帰る予定だったが、その付近は満員御礼で特急券を取れず。18時55分の便になってしまった。

だが、12時にはすでに何もすることがない。温泉に入る予定だったが、朝大怪我をしてしまい、包帯ぐるぐるの状態だったからあきらめた。

だが神様ありがとう、ダメ元で検索すると14時7分の便に空席ができていた。ライン下りもその時間最後の1人になれたし、電車にも乗れたし、ラッキー。

電車が来るまでの間は、駅前の足湯で温まってきた。


次回予定が困ったな。紅葉の名所を回るつもりだったが、どこもイマイチだろう。とりあえずもみじ見たいので調節します。

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