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【ファッション】コーディネートにおける「コスプレ」とは何か?

こんにちは、ダイキです。

これを更新しているのは2024年の大晦日。
昨日今日とコミケでした。僕は帰省の関係で冬コミは行けないのですが、各種SNSを見る限り、参加サークル、企業ブース、コスプレなど大いに盛り上がったようで何よりです。

さて今回は、コミケにちなみ、ファッションにおける「コスプレ」とは何かを考えていきたいと思います。
コスプレとそうでないものが何かを知り、よりファッションを解像度高く楽しんでいきましょう。


ファッションでもコスプレを楽しもう

↑いきなり何いってるんだこいつ・・・という感じですね。
アニメや漫画のコスプレと同様に、ファッションにもコスプレ要素がある。そしてそれを楽しんでいこう、というのが今回の主訴であります。
順番に解説していきましょう。

制服とコスプレ

まずは、制服とコスプレを定義づけてみました。順番に解説します。

1 制服

第一に、「制服」について。
イメージしやすいのは、警察官、駅員、CA、看護師、中高生などでしょうか。どれも法令や社内規則、伝統によって規定された服を着用しており、組織への隷属や対外的なアイコンが示されています。
定められた服から逸脱することは、基本的には許されていません。

2 コスプレ

次にコスプレについて。上記の制服のほか、アニメや漫画の衣装など、何かの原典に規定された服を一般人が身にまとうことを指します。
制服と同様、基本的に原典から逸脱することは許されていません。(※宗派による)
最近はハロウィンやコミケでのそれがおなじみですね。

どこまでが制服になるのか?

では、どこまでが「制服・コスプレ」と言えるのでしょうか?
先程の制服の説明では、「伝統」によって規定されると記載しました。
例えば、下記のような事例は法や内規によるものでありませんが、伝統や社会通念によって固定化されています。

例:
・新郎の父親→黒のタキシード、白いシャツ、白いネクタイ、内羽根ストレートチップの革靴
・ヒッピー→ロングヘア、ピースマークの付いたミリタリージャケット、ジーンズ
・60年代のモッズ→モッズコート、ピンストライプのスーツ、ベスパのバイク

他にも沢山ありますが、これらの服は現代では通則化し、ある意味制服化していると言えるのではないでしょうか。
つまり、上記の伝統を守った衣服の着用も、ある意味コスプレであると考えています。

ファッションにおけるコスプレの楽しみ方

人それぞれとは思いますが、漫画やアニメのコスプレを楽しむ人の動機の一つに「その原典のキャラになりきって楽しむ」というものがあります。
そして、先に述べたようにファッションの分野にもコスプレ的要素がある。つまり、伝統的なスタイルを徹底的に踏襲することで、同様に楽しむのも可能ではないでしょうか?

例えば、普段はカジュアルな服装をしている人も、コスプレ的な服選びをしてみる。
70年代ロンドンパンクスを再現してみましょう。
ライダースジャケットやガーゼシャツ、ボンデージパンツにジョージ・コックス。
これらのオーセンティックな服を知るとことで、現在の服飾文化に与えている影響や、ピストルズなどそもそもの歴史的背景を深堀りすることができます。

そうすることで、ひいては「コスプレをしている自分」を楽しむとともに、服飾文化の奥深さを知ることも出来るのではないでしょうか。
コスプレ的要素によって、ファッションの新たな楽しみ方が広がるのです。

コスプレ的考え方を楽しんでいこう

原典を知ることでより楽しめるのはコミケでもファッションでも同じ。
正直、ファッションにおいてコスプレというのはちょっと言い過ぎたかな・・・という気がしないでもないですが、考え方の一例として捉えていただければ幸いです。
みなさんも是非、「ファッションにおけるコスプレ」について考えてみてください。

今年はnoteを本格的に始め、インスタ・Xなどと合わせて多くの方と交流できとても幸せな一年でした。これからも記事の執筆を続け、より多くの人にファッションの楽しさを伝えられたらと思います。

来年もよろしくお願いします。最後までお読みいただきありがとうございました!

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ダイキ@ファッション✕自己理解
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