ビジネスがうまくいく、仕事のやめ方
日課であるVoicyで聞いた、自分にとってヒントになる
気づきをメモとして残していくことにしました。
今回は、岡崎かつひろさんの2022年2月20日の放送。
「ビジネスがうまくいく、仕事のやめ方」についてです。
結論としては、ビジネスをうまくいかせるために、
いかに仕事をやめるのか、が大事だということでした。
そして、そのためにどうすればいいのか。
この放送の中で、仕事の進め方や取り組み方について
新たな気付きを得たので、まとめておきます。
「仕事をやめる=ビジネスがうまくいく」の意味
まず、「仕事をやめること」と「ビジネスがうまくいくこと」が
どうして関係するのか疑問に感じると思います。
しかし、ここでいう「仕事をやめる」というのは、
すべての仕事をさしているのではなくて、
「無駄な仕事をやめる」ということでした。
そもそも人は、パーキンソンの法則にもある通り、
人は時間に合わせて、仕事を膨張させるとのこと。
パーキンソンの法則とは、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(1909-1993)の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』の中で提唱された法則。当時の英国における行政の組織・運営の分析から生み出されたものであり、以下の2つがよく知られている。
第一法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで 膨張する
第二法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-19697.html
2日後が期限の仕事を与えられたときに、
本当なら、2日後ではなくて、3時間もあれば終わる
仕事にもかかわらず、期限ぎりぎりまでかけて
仕事を完成させてしまう。
これが、与えられた時間を満たすまで仕事が膨張するということ。
本来3時間で終えることができる仕事を無駄に膨張させている
可能性があるということです。
確かに、自分の仕事を振り返ったときに、
期限があるということで、無駄にこっちの方がいいかな、
いや、やっぱりこっちの方がいいかな、と自分自身の中で試行錯誤を
していました。
無駄な仕事をやめるにはどうしたらいいか
無駄に仕事を膨張させてしまうのを防ぐためには、
まず、自分で決めた期限で仕事をすること。
与えられている期限で仕事をするのではなく、
自分で決めた期限で仕事をすることで、
無駄なことをしなくなるし、仕事がスリム化する。
それによって、自分の空き時間も確保できる。
空き時間を持つことで急な案件にも慌てず対応
できるようになるため、仕事に余裕がうまれる。
また、100%完璧に仕上げるよりも、早い段階で構成案を
提案し、方向性の確認をするをつくることが大事とのこと。
これは「Quick & Dirty」という仕事の仕方だそう。
直訳すると「早く、そして汚く」となり、あまりいい意味ではなさそうですが、ビジネス現場では「多少完成度は低くても構わないから、極力早くカタチにする。」という意味で使われているらしい。
確かに、最終形まで仕上げた上で、却下された場合、
またイチからやり直さなければならなくなるため、
かなり無駄な時間が発生してしまう。
早く仕事をおわらせるためには無駄な時間を省くことが必要であるし、
そのためにはこの「Quick & Dirty」の仕事のやり方は
効率的であり、生産性向上にもつながりそうな考え方だと思った。
数年来仕事をしてきたが、改めて自分の仕事への取組み方を
意識させられた。
また、知らないビジネス用語も勉強になった、
とてもためになる放送でした。
自分の仕事やキャリアが上手くいくように、
無駄な仕事をやめて生産性を高めていくようにしようと思いました。