keep moving forward
蝉たちの声をかき消すような歓声と汗まみれの笑顔が溢れたのは2018年8月のある土曜日のことでした。
コトラボのプロトタイプ、こどもたちへ向けた科学実験ワークショップが開かれたのはやはり向山こども園でのエピソードです。
あれから1年、コトラボはNPOとなって活動をしています。
活動をする団体、集団をつくるということは意外なほど思ったようには進まず、日々試行錯誤を繰り返します。
メンバー紹介ページに掲載されている現メンバーは全員何かしらの仕事を持っていて、コトラボはその中で運営を進めています。
コトラボにはまだまだ潤沢な資金も、実績もありません。
あるのは目的と手段、実働する手と足です。
当然、当初絵に描いた餅はすぐに焼けるわけもなく、思った以上に物事は進まないのが「活動」です。
だから毎日コトラボのことを考え、まちやこどもたちや高齢者や認知症をはじめとした様々な当事者のことを考え、イメージをしながら何かを生み出すことをする。
動かないことが一番団体にとっても、世界にとってもよくないことを知っているからです。
この記事を書くことも、チャイルドシートを黙々と拭きあげることも、何かをほんの少しでも前進させるために「動く」ということが大切です。
団体を動かすためには毎日なにかのアクションを起こすこと。
特に、コトラボのようなNPO団体ではそれが必須です。
今日は初めてコトラボベビーアイテムズのレンタル依頼がありました。
少しずつ、着実に進んでいます。