老年
✳︎今日のひとこと
今、人生の初めての体験として不思議に思っているのは、少〜しずつ体が動きにくくなってきていることです。
まだ今は予兆に過ぎない感じですが、じわじわと迫ってきてるな、という感じ。機敏な動きができなくなったり、予期せぬところでつまづいたり、疲れるとまだ動けるはずなのにすごく眠くなったり。ちょうど赤ちゃんに戻っていくような、不思議な感じです。
24時間につきほんの一瞬くらいなのですが、気が遠くなることもあり、霊界に近づいてるなと思ったり。感じとしてはお盆期間ですかね(わかる人にはわかる感じです)。
骨の変形とか、治らないタコだとかイボだとかケロイドだとか、取り除いてまた元に戻りましょう、というよりも、だんだんこの癖と共に生きていくという感覚に近づいてきました。痩せた太った美容装いなどよりも、健康とか楽が優先され、おばあさまたちがなぜああいう靴を履いているのかだんだんわかってくるという。
私はうんと早くに気づくので、まだそれは予兆に過ぎないのですが、できれば引き伸ばしたい。しかし引き伸ばしたところでいつ死ぬのか全くわからないのが人生で、常にギャンブルなんだな〜、と思います。ということは、長く楽しくギャンブルをするような心構えで生きるのがいちばん正しいのだな、とか。
それって何?と聞かれたら、「今」を生きるということに違いないのですが、子どもを育て終わって「もう人生はだいたい終わった」と思いながら過去に生きているような私にはなかなか望めず。今を楽しむラテンの心が大切ですね!あとは叶姉妹のように(できればあれくらい極端に)、好きなことに力を注いで、いやなことに割く時間を減らしていくということ。
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どくだみちゃん と ふしばな
吉本ばななです。やがて書籍になるときにはカットされる記事も含めています。どくだみちゃんは散文、ふしばなはブログ風です。コメントはオフですが…