浮かぶ都道府県: 青森県
今回は青森県の特徴的な地形を画像にしてみました。
青森県といえばりんごをイメージする方が多いと思います。
特徴的な地形といえば下北半島と津軽半島でしょうか。
形を一瞬見ただけで青森県と認識できると思います。
ねぶた
青森県でリンゴの次に来るのはねぶた祭でしょうか。
青森市で行われる青森ねぶたと、弘前市で行われる弘前ねぷたは国の重要無形文化財に指定されています。
青森県では40以上の地域でねぶたが行われていますが、「ねぶた」と発音する地域と「ねぷた」と発音する地域に分かれます。
ねぶたのように青森市と弘前市が光りだすとこんな感じになります。
壮大で華麗で迫力のあるねぶた/ねぷたは、ぜひ一度は行ってみたい日本の祭の一つですね。
青森市
県庁所在地である青森市は、県内最大の都市です。
北側は津軽半島の付け根から南側は八甲田山まで広がっています。
りんごの生産量は日本で第三位です。
弘前市
弘前市の立体地形画像です。
円錐形の山は岩木山で、津軽富士とも呼ばれています。
弘前市はりんごの生産量が日本一でも知られています。
下北半島とむつ市
下北半島はまさかりの刃の部分に形が似ている半島です。
青森県で最も面積が大きい自治体のむつ市(黄色)が中央に位置します。 むつ市中央に見える山が恐山で、日本三大霊場のうちのひとつです。
青森市民が下北半島を揶揄すると、このまさかりが青森市に落ちてくると言う都市伝説を聞いたことがあります!?・・・。
下北半島の左側の先端はマグロで有名な大間です。高級マグロが取れる場所です。
大間町民のお宅では、大間のマグロがよく食卓にのぼるのか気になるところです。ちなみに私は三重県民ですが、三重県の松阪市民がいつも松阪牛を食べられるわけではありません。
津軽半島と飛び地
津軽半島は飛び地が多いことが知られています。
ふつうの飛び地のイメージは、主となる大きな地域と少し離れた所にある小さな地域だと思います。
津軽半島の飛び地は、どちらも大きな地域から成り立っています。
なぜこのようなことになってしまったのかいろいろな説があるようですが、津軽半島に集中していることがすごいと思います。
ぱっと見ると、飛び地というよりは五所川原市が2つ、中泊町が2つ、外ヶ浜町が2つあるように見えます。
八甲田山と十和田湖
中央下に見える湖が十和田湖で、青森県と秋田県にまたがっています。
十和田湖は2重のカルデラ湖で、湖の中にもう一つ湖があるのが見えると思います。
十和田湖の北側にあるのが八甲田山で、気象庁により観測対象のに指定されている活火山です。
津軽海峡
津軽海峡はオーシャンズセブン(Oceans Seven)の一つです。
映画の話ではありません。
津軽海峡は世界七大海峡(Oceans Seven)のうちの一つの海峡です。イギリス・フランス間のドーバー海峡、ヨーロッパ・アフリカ間のジブラルタル海峡等世界的に有名な7つの海峡のうちの一つです。
この七つの海峡を泳いで渡るために定められました。
七大陸最高峰:セブンサミット(Seven Summits)の海峡版のような感じでしょうか。
津軽海峡で最も幅が狭いのは、下北半島の大間と北海道の間なのですが、津軽半島の竜飛岬と北海道の間の水深が最も浅かったため、青函トンネルは津軽半島側に作られたようです。
青森県は以上です。
上記の画像は国土地理院の数値標高モデルデータを編集・加工して使用しています。