リウマチになって人生のすべてが真っ暗になった夜を思う

地元を離れてもよかったし、積極的にはなれるべきだった。
でもそれをしなかったのが自分の運の尽きだったように思う。
結果的にハローワーク御用達のブラック企業に勤めて体を壊して今に至るわけだし、その責任をだれかがとってくれるわけじゃない。
それが原因で離婚したわけだし、俺だって離婚したかったわけでもない。
でも遅いか早いかの問題だったのだ。生きていくにあたっての問題としては。体を壊したのは、運の問題がでかかった。自分はちょっとでも入院したりしたらとたんに体が固まるリウマチという病気にかかり、それは今だって死に至る病だし、死に至るにはずいぶん軽くなったし寛解しているとはいえ、完全ではない。自分が死ぬまでの間、100%指が動き続ける保証はない。この世を呪うには十分だと思う。この世は金だと思う。
世の中には障碍者年金というものがあるらしいけど、リュウマチで障碍者年金をもらうには関節置換手術をするくらいまでやって初めてもらえるらしいそれって相当な苦痛を伴うんじゃない?
とことん運がないと思う。たぶん、これから先、この障害のせいで、結婚相手はもう見つからないし、相当な高給取りに自分がならない限り無理だろう。そんなことはあり得ないけど。生活保護ルートのほうが近いと思う。
世の中は一発逆転よりも、不健康な人間が血の果てに落ちるルートのほうが現実的にはありうるのだから。

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