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駄作でも論文を書く

はじめての記事を何にしようか迷ったのですが、あまりガッチリする記事も好きではないので、思ったことを書いていこうと思っています。今日は、共同研究のお誘いがあったのですが、標題の内容に関して思うことがあったので、書いていこうと思います。


自己紹介

名前:ぼくくぼ(反対から読んでも「ぼくくぼ」で結構気に入っている)
バックグラウンド:理学療法士(患者様と一緒にリハビリする人)
現所属:某大学のデータサイエンス研究科で博士前期課程在籍中(博士前期は2回目)
その他:文献レビューのサポート事業展開中

駄作でも論文を書く

これは、1回目の博士前期課程でお世話になった恩師の言葉です。恩師からは
研究は「トライ&エラー」なんだから、書きなさい』と常々言われていました。その後、康永先生の書籍『必ずアクセプトされる医学英語論文』でも「駄作でもいいじゃないか。手塚治虫でさえ、誰も知らないような作品を残しているのだから(私的意訳)」という文章をみつけて、私も新人にはどんどん論文を書いた方が良いと伝えるようにしていました。

駄作の出版が次に繋がる

自信が執筆した論文の読者からご連絡をいただき、共同研究のお話まで一気に進みました。論文を書いている当時にそんなことを考えているはずもなく、とても嬉しい限りです。当時を振り返ると、周囲の反対を押し切って書いておいてよかったなと思います。自分が指導者になったときは、Suboptimalなデータでなくとも、アクセプトに辿り着ける指導を後進にはしていきたいです。そのためにも、まずは博士号の取得を目指して精進するのみです。


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