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夢で会うあいつ

(今日の書き殴り)
 最近夢で懐かしい人によく会う。
もう2度と会いたくない高校時代のあいつ、久しぶりに会って話したい演劇のあの人、中学時代の部活の恩師、

どの人も忘れかけていた記憶の片隅から「お久しぶりです。」と何の違和感もなく会話している。

もう2度と会いたくないあいつなんかわざわざ夢でまで話さなくていいのにと起きてから自分に突っ込むのだが、まあ、本当に忘れそうなところを記憶の反復トレーニングみたいな要領で思い出させて来る。

今日久しぶりに会いたいあの人は懐かしくなって当時の公演の写真を探して見返したりしてみた。

僕の場合人との離れ方はいい人ばかりではないので、懐かしさと同時に当時のもやもやを一緒に思い出したりもした。

現実では話したくてもこちらから誘える人ばかりでもない。それぞれが勝手にしなやかに生きて、それでもまたどこかで巡り会えたらいいな、と心のどこかで願っている。

そんな事を考えているとそんな夢をまた見そうだ。


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