令和5年版 看護師国家試験出題基準【必修問題】📋

既に1年前なので、新しさはありませんが、一番最近の看護師国試の出題基準です

が、誰が見るのか疑問
少なくとも受験生は、過去問を解いてた方がましかも

noteの表で、必修問題の分だけ再現してみました
16ある大項目ごとに表を分けています
中項目が国試の出題の範囲を示すもので、小項目はキーワード
おまけで、必修問題の中項目に、対応するだろう他の科目の大項目中項目を示しています


必修問題

目標I. 健康および看護における社会的・倫理的側面について基本的な知識を問う。

1. 健康の定義と理解

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 健康の定義 & \begin{array}{l}
\rm 世界保健機関〈WHO〉の定義 \\
ウェルネスの概念
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会6. 健康と公衆衛生}「A. 公衆衛生の理念」 \\
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「C. 健康と生活」
\end{array} \\ \hline
\rm B. 健康に関する指標 & \begin{array}{l}
総人口 \\
年齢別人口 \\
労働人口 \\
将来推計人口 \\
世帯数 \\
婚姻、家族形態 \\
出生と死亡の動向 \\
死因の概要 \\
平均余命、平均寿命、健康寿命
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会1. 社会・家族機能と生活基盤の変化}「A. 生活単位の変化」 \\
\rm {\bf 社会1. 社会・家族機能と生活基盤の変化}「B. 家族機能の変化」 \\
\rm {\bf 社会1. 社会・家族機能と生活基盤の変化}「C. ライフスタイルの変化」 \\
\rm {\bf 社会6. 健康と公衆衛生}「D. 健康に関する指標に基づく公衆衛生」 \\
\rm {\bf 小児1. 子どもと家族を取り巻く環境}「A. 小児医療・小児看護の変遷と課題」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 受療状況 & \begin{array}{l}
有訴者の状況 \\
有病率、罹患率、受療率 \\
外来受診の状況 \\
入院期間
\end{array} & \rm {\bf 社会6. 健康と公衆衛生}「D. 健康に関する指標に基づく公衆衛生」 \\ \hline
\end{array}
$$

2. 健康に影響する要因

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 生活行動・習慣 & \begin{array}{l}
食事と栄養 \\
排泄 \\
活動と運動、レクリエーション \\
休息と睡眠 \\
清潔と衣生活 \\
ライフスタイル \\
ストレス \\
喫煙、嗜好品
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体12. 代謝系}「A. 栄養とエネルギー代謝」 \\
\rm {\bf 人体12. 代謝系}「B. 物質代謝」 \\
\rm {\bf 人体15. 内分泌系} \\
\rm {\bf 疾病2. 疾病の成立と疾病からの回復}「A. 疾病の要因」 \\
\rm {\bf 社会6. 健康と公衆衛生}「D. 健康に関する指標に基づく公衆衛生」 \\
\rm {\bf 社会10. 生活者の健康増進}「A. 生活習慣病の予防」 \\
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「C. 健康と生活」 \\
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術} \\
\end{array} \\ \hline
\rm B. 生活環境 & \begin{array}{l}
水質、大気、土壌 \\
食品衛生 \\
住環境
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「C. 人と病原体の関わり」 \\
\rm {\bf 疾病5. 呼吸機能}「A. 呼吸器系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 社会8. 公衆衛生における生活環境への対策}「A. 地球環境」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 社会環境 & \begin{array}{l}
職業と健康障害 \\
労働環境 \\
ワーク・ライフ・バランス
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会1. 社会・家族機能と生活基盤の変化}「C. ライフスタイルの変化」 \\
\rm {\bf 社会2. 社会の中の集団}「B. 労働と健康」 \\
\rm {\bf 社会10. 生活者の健康増進}「B. 職場の健康管理」 \\
\rm {\bf 成人2. 成人における健康の保持・増進や疾病の予防}「B. 職業に関連する健康課題」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

3. 看護で活用する社会保障

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 医療保険制度の基本 & \begin{array}{l}
医療保険の種類 \\
国民医療費 \\
高齢者医療制度 \\
給付の内容
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会4. 社会保険制度の基本}「A. 社会保険の理念」 \\
\rm {\bf 社会4. 社会保険制度の基本}「B. 医療保険制度」
\end{array} \\ \hline
\rm B. 介護保険制度の基本 & \begin{array}{l}
保険者 \\
被保険者 \\
給付の内容 \\
要介護・要支援の認定 \\
地域支援事業
\end{array} & \rm {\bf 社会4. 社会保険制度の基本}「C. 介護保険制度」 \\ \hline
\end{array}
$$

4. 看護における倫理

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 基本的人権の擁護 & \begin{array}{l}
個人の尊厳 \\
患者の権利 \\
自己決定権と患者の意思 \\
インフォームド・コンセント \\
ノーマライゼーション \\
情報管理(個人情報の保護)
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会3. 社会保障制度の基本}「A. 社会保障の理念」 \\
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「D. 看護における倫理」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}
\end{array} \\ \hline
\rm B. 倫理原則 & \begin{array}{l}
自律尊重 \\
善行 \\
公正、正義 \\
誠実、忠誠 \\
無危害
\end{array} & \rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「D. 看護における倫理」 \\ \hline
\rm C. 看護師等の役割 & \begin{array}{l}
説明責任〈アカウンタビリティ〉 \\
倫理的配慮 \\
権利擁護〈アドボカシー〉
\end{array} & \rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「D. 看護における倫理」 \\ \hline
\end{array}
$$

5. 看護に関わる基本的法律

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 保健師助産師看護師法 & \begin{array}{l}
保健師・助産師・看護師の定義 \\
保健師・助産師・看護師の業務 \\
保健師・助産師・看護師の義務 \\
(守秘義務、業務従事者届出の義務、\\臨床研修等を受ける努力義務) \\
養成制度
\end{array} & \rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「D. 看護における倫理」 \\ \hline
\rm B. 看護師等の人材確保の促進に関する法律 & \begin{array}{l}
目的、基本方針 \\
ナースセンター
\end{array} & \rm {\bf 社会11. 人々の健康を支える職種やサービス提供体制に関する法や施策}「A. 看護職に関する法」 \\ \hline
\end{array}
$$

目標II. 看護の対象および看護活動の場と看護の機能について基本的な知識を問う。

6. 人間の特性

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 人間と欲求 & \begin{array}{l}
基本的欲求 \\
社会的欲求
\end{array} & \rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「B. 看護の対象」 \\ \hline
\rm B. 対象の特性 & \begin{array}{l}
\rm QOL \\
健康や疾病に対する意識 \\
疾病・障害・死の受容
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「B. 看護の対象」 \\
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「C. 健康と生活」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「I. 終末期のケア」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

7. 人間のライフサイクル各期の特徴と生活

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 胎児期 & 形態的発達と異常 & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体6. 循環器系}「B. 血管系の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体16. 生殖器系}「C. 受精と発生」 \\
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「B. 生体の障害」 \\
\rm {\bf 母性4. 妊娠期の看護}「A. 正常な妊娠経過と妊娠期の異常」
\end{array} \\ \hline
\rm B. 新生児・乳児期 & \begin{array}{l}
発達の原則 \\
身体の発育 \\
運動能力の発達 \\
栄養 \\
親子関係
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「A. 子どもの成長・発達の原則と影響因子」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「B. 子どもの成長・発達のアセスメント」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「C. 小児期における成長・発達の特徴」 \\
\rm {\bf 小児3. 小児各期における健康増進のための子どもと家族への看護}「A. 栄養と食生活」 \\
\rm {\bf 母性7. 早期新生児期の看護}「B. 早期新生児期のアセスメント」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 幼児期 & \begin{array}{l}
身体の発育 \\
運動能力の発達 \\
言語の発達 \\
社会性の発達 \\
基本的生活習慣の確立
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「B. 看護の対象」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「B. 子どもの成長・発達のアセスメント」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「C. 小児期における成長・発達の特徴」
\end{array} \\ \hline
\rm D. 学童期 & \begin{array}{l}
運動能力の発達、体力の特徴 \\
社会性の発達 \\
学習に基づく行動
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「A. 呼吸、循環、体温調整」 \\
\rm {\bf 小児1. 子どもと家族を取り巻く環境}「A. 小児医療・小児看護の変遷と課題」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「A. 子どもの成長・発達の原則と影響因子」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「C. 小児期における成長・発達の特徴」 \\
\rm {\bf 小児3. 小児各期における健康増進のための子どもと家族への看護}「G. セルフケアと保健教育」
\end{array} \\ \hline
\rm E. 思春期 & \begin{array}{l}
第二次性徴 \\
アイデンティティの確立 \\
親からの自立 \\
異性への関心
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体15. 内分泌機能障害のある患者の看護}「A. ホルモンの種類」 \\
\rm {\bf 小児2. 子どもの成長・発達}「A. 子どもの成長・発達の原則と影響因子」 \\
\rm {\bf 小児3. 小児各期における健康増進のための子どもと家族への看護}「E. 他者との関係☆」 \\
\rm {\bf 小児3. 小児各期における健康増進のための子どもと家族への看護}「I. 思春期の成長・発達」
\end{array} \\ \hline
\rm F. 成人期 & \begin{array}{l}
社会的責任と役割 \\
生殖機能の成熟と衰退 \\
基礎代謝の変化
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体12. 代謝系}「A. 栄養とエネルギー代謝」 \\
\rm {\bf 人体17. 成長}「A. 成長による変化」 \\
\rm {\bf 社会6. 健康と公衆衛生}「D. 健康に関する指標に基づく公衆衛生」 \\
\rm {\bf 社会10. 生活者の健康増進}「A. 生活習慣病の予防」 \\
\rm {\bf 成人1. 成人の特徴と生活}「A. 成人期の発達の特徴」 \\
\rm {\bf 母性3. 女性のライフサイクル各期における看護}「C. 更年期・老年期女性の健康と看護」
\end{array} \\ \hline
\rm G. 老年期 & \begin{array}{l}
身体的機能の変化 \\
認知能力の変化 \\
心理社会的変化
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「C. 健康と生活」 \\
\rm {\bf 老年1. 高齢者の理解の基本となる概念}「A. 老年期の発達と変化」 \\
\rm {\bf 老年3. 高齢者の健康}「C. 老年期における認知機能の変化」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

8. 看護の対象としての患者と家族

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 家族の機能 & \begin{array}{l}
家族関係 \\
家族構成員 \\
疾病が患者・家族に与える心理・社会的影響
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会1. 社会・家族機能と生活基盤の変化}「A. 生活単位の変化」 \\
\rm {\bf 成人1. 成人の特徴と生活}「B. 成人の生活」 \\
\rm {\bf 在宅1. 地域・在宅看護の対象}
\end{array} \\ \hline
\rm B. 家族形態の変化 & \begin{array}{l}
家族の多様性 \\
構成員の変化
\end{array} & \\ \hline
\end{array}
$$

9. 主な看護活動の場と看護の機能

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 看護活動の場と機能・役割 & \begin{array}{l}
病院、診療所 \\
助産所 \\
訪問看護ステーション \\
介護保険施設 \\
地域包括支援センター \\
市町村、保健所 \\
学校 \\
企業 \\
チーム医療 \\
退院調整
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 社会7. 公衆衛生における感染症と対策}「A. 感染症の基本」 \\
\rm {\bf 社会9. 保健活動の基盤と制度}「A. 地域保健」 \\
\rm {\bf 社会11. 人々の健康を支える職種やサービス提供体制に関する法や施策}「11. 人々の健康を支える職種やサービス提供体制に関する法や施策」 \\
\rm {\bf 社会11. 人々の健康を支える職種やサービス提供体制に関する法や施策}「C. サービスの提供体制」 \\
\rm {\bf 基礎2. 看護の展開}「C. 看護における連携と協働」 \\
\rm {\bf 基礎6. 看護の役割と機能}「B. 保健・医療・福祉の連携と継続看護」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

目標III. 看護に必要な人体の構造と機能および健康障害と回復について基本的な知識を問う。

10. 人体の構造と機能

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 人体の基本的な構造と正常な機能 & \begin{array}{l}
内部環境の恒常性 \\
神経系 \\
運動系 \\
感覚器系 \\
循環器系 \\
血液、体液 \\
免疫系 \\
呼吸器系 \\
消化器系 \\
栄養と代謝系 \\
泌尿器系 \\
体温調節 \\
内分泌系 \\
性と生殖器系 \\
妊娠・分娩・産褥の経過 \\
遺伝
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体2. 生体リズムと内部環境の恒常性}「A. 生体リズム」 \\
\rm {\bf 人体2. 生体リズムと内部環境の恒常性}「B. 内部環境の恒常性維持機構」 \\
\rm {\bf 人体3. 神経系}「A. 神経細胞と神経組織」 \\
\rm {\bf 人体3. 神経系}「B. 中枢神経系の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体3. 神経系}「C. 末梢神経系の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体4. 運動器系}「A. 骨と骨格」 \\
\rm {\bf 人体4. 運動器系}「B. 関節の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体4. 運動器系}「C. 骨格筋の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体5. 感覚器系}「A. 体性感覚」 \\
\rm {\bf 人体6. 循環器系}「A. 心臓の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体6. 循環器系}「B. 血管系の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体7. 血液}「A. 血液の成分と機能」 \\
\rm {\bf 人体7. 血液}「B. 止血機構」 \\
\rm {\bf 人体8. 体液}「A. 体液の構成」 \\
\rm {\bf 人体9. 生体の防御機構}「B. 特異的生体防御反応(免疫系)」 \\
\rm {\bf 人体10. 呼吸器系}「B. 肺の構造」 \\
\rm {\bf 人体10. 呼吸器系}「D. 呼吸」 \\
\rm {\bf 人体11. 消化器系}「B. 消化と吸収」 \\
\rm {\bf 人体12. 代謝系}「B. 物質代謝」 \\
\rm {\bf 人体13. 泌尿器系}「A. 尿の生成」 \\
\rm {\bf 人体13. 泌尿器系}「C. 排尿」 \\
\rm {\bf 人体14. 体温調節}「B. 体温の調節」 \\
\rm {\bf 人体15. 内分泌系}「A. ホルモンの種類」 \\
\rm {\bf 人体15. 内分泌系}「C. 内分泌器官の構造とホルモンの機能」 \\
\rm {\bf 人体16. 生殖器系}「A. 女性の生殖器系の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体16. 生殖器系}「B. 男性の生殖器系の構造と機能」 \\
\rm {\bf 人体16. 生殖器系}「C. 受精と発生」 \\
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「B. 生体の障害」 \\
\rm {\bf 母性4. 妊娠期の看護}「A. 正常な妊娠経過と妊娠期の異常」 \\
\rm {\bf 母性5. 分娩期の看護}「A. 正常な分娩の経過と分娩期の異常」 \\
\rm {\bf 母性6. 産褥期の看護}「C. 褥婦と家族への看護」
\end{array} \\ \hline
\rm B. 人間の死 & \begin{array}{l}
死の三徴候 \\
死亡判定 \\
脳死
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 疾病4. 疾病に対する医療}「C. 治療方法」 \\
\rm {\bf 基礎1. 看護の基本となる概念}「B. 看護の対象」 \\
\rm {\bf 成人9. 終末期にある患者および緩和ケアを必要とする患者と家族への看護}「C. 臨死期の看護」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

11. 徴候と疾患

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 主要な症状と徴候 & \begin{array}{l}
意識障害 \\
嚥下障害☆ \\
言語障害☆ \\
ショック \\
高体温、低体温 \\
脱水 \\
黄疸 \\
頭痛 \\
咳嗽、喀痰 \\
吐血、喀血 \\
チアノーゼ \\
呼吸困難 \\
胸痛 \\
不整脈 \\
腹痛、腹部膨満 \\
悪心、嘔吐 \\
下痢 \\
便秘 \\
下血 \\
乏尿、無尿、頻尿、多尿 \\
浮腫 \\
貧血 \\
睡眠障害 \\
感覚過敏・鈍麻 \\
運動麻痺 \\
けいれん
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「B. 生体の障害」 \\
\rm {\bf 疾病4. 疾病に対する医療}「A. 診断の基本と方法」 \\
\rm {\bf 疾病5. 呼吸機能}「A. 呼吸器系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病6. 循環機能}「A. 心臓の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病7. 栄養の摂取・消化・吸収・代謝機能}「B. 上部消化管の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病7. 栄養の摂取・消化・吸収・代謝機能}「C. 下部消化管の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病7. 栄養の摂取・消化・吸収・代謝機能}「D. 肝臓・胆・膵臓の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病8. 内部環境調節機能}「C. 体液調節の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病9. 造血機能}「A. 血液・造血器の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病12. 神経機能}「A. 中枢神経系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病12. 神経機能}「C. 感覚器系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病15. 排泄機能}「A. 泌尿器系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「H. 安楽の確保」 \\
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「C. 排泄」 \\
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「A. 呼吸、循環、体温調整」 \\
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「E. 救命救急処置」
\end{array} \\ \hline
\rm B. 主要な疾患による健康障害 & \begin{array}{l}
生活習慣病 \\
がん \\
感染症 \\
精神疾患 \\
小児の疾患 \\
高齢者の疾患
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 疾病2. 疾病の成立と疾病からの回復}「A. 疾病の要因」 \\
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「B. 生体の障害」 \\
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「C. 人と病原体の関わり」 \\
\rm {\bf 疾病7. 栄養の摂取・消化・吸収・代謝機能}「B. 上部消化管の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病8. 内部環境調節機能}「B. 代謝異常の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病12. 神経機能}「A. 中枢神経系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病16. 生殖機能}「A. 生殖器系の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 疾病17. 精神機能}「A. 精神・心身の疾患の病態と診断・治療」 \\
\rm {\bf 社会6. 健康と公衆衛生}「A. 公衆衛生の理念」 \\
\rm {\bf 社会7. 公衆衛生における感染症と対策}「A. 感染症の基本」 \\
\rm {\bf 社会9. 保健活動の基盤と制度}「E. その他の保健活動の基盤となる法や施策」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術} \\
\rm {\bf 小児6. 特別な状況にある子どもと家族への看護}「A. 虐待を受けている子どもと家族への看護」 \\
\rm {\bf 老年5. 高齢者の生活を支える看護}「B. 高齢者の安全な活動への援助」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 基本的な臨床検査値の評価 & \begin{array}{l}
血液学検査 \\
血液生化学検査 \\
免疫血清学検査 \\
尿検査
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体7. 血液}「A. 血液の成分と機能」 \\
\rm {\bf 疾病4. 疾病に対する医療}「A. 診断の基本と方法」 \\
\rm {\bf 疾病4. 疾病に対する医療}「C. 治療方法」 \\
\rm {\bf 疾病8. 内部環境調節機能}「B. 代謝異常の疾患の病態と診断・治療」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

12. 薬物の作用とその管理

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 主な薬物の効果と副作用(有害事象) & \begin{array}{l}
抗感染症薬 \\
抗がん薬 \\
強心薬、抗不整脈薬 \\
狭心症治療薬 \\
抗血栓薬 \\
降圧薬、昇圧薬 \\
利尿薬 \\
消化性潰瘍治療薬 \\
下剤、止痢薬 \\
抗アレルギー薬 \\
免疫療法薬☆ \\
副腎皮質ステロイド薬 \\
糖尿病治療薬 \\
中枢神経作用薬 \\
麻薬 \\
消炎鎮痛薬
\end{array} & \rm {\bf 疾病4. 疾病に対する医療}「B. 薬物の特性」 \\ \hline
\rm B. 薬物の管理 & \begin{array}{l}
禁忌 \\
保存・管理方法 \\
薬理効果に影響する要因
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 疾病4. 疾病に対する医療}「B. 薬物の特性」 \\
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「C. 与薬」 \\
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「D. 輸液・輸血管理」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

目標IV. 看護技術に関する基本的な知識を問う。

13. 看護における基本技術

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. コミュニケーション & \begin{array}{l}
言語的コミュニケーション \\
非言語的コミュニケーション \\
面接技法
\end{array} & \rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「A. コミュニケーション」 \\ \hline
\rm B. 看護過程 & \begin{array}{l}
情報収集、アセスメント \\
計画立案 \\
実施 \\
評価
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「C. 看護過程」 \\
\rm {\bf 統合1. 看護におけるマネジメント}「B. 医療・看護における質の保証と評価、改善の仕組み」
\end{array} \\ \hline
\rm C. フィジカルアセスメント & \begin{array}{l}
バイタルサインの観察 \\
意識レベルの評価 \\
呼吸状態の観察 \\
腸蠕動音聴取 \\
運動機能の観察
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 人体2. 生体リズムと内部環境の恒常性}「B. 内部環境の恒常性維持機構」 \\
\rm {\bf 人体10. 呼吸器系}「D. 呼吸」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「E. フィジカルアセスメント」 \\
\rm {\bf 小児5. 検査や処置を受ける子どもと家族への看護}「A. 小児特有の診療(検査、処置)に伴う技術と看護」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

14. 日常生活援助技術

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 食事 & \begin{array}{l}
食事の環境整備、食事介助 \\
誤嚥の予防
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「B. 食事と栄養」
\end{array} \\ \hline
\rm B. 排泄 & \begin{array}{l}
排泄の援助 \\
(床上、トイレ、ポータブルトイレ、おむつ) \\
導尿 \\
浣腸 \\
摘便 \\
失禁のケア \\
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「C. 排泄」 \\
\rm {\bf 成人12. 消化・吸収機能障害のある患者への看護}「C. 治療を受ける患者への看護」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 活動と休息 & \begin{array}{l}
体位、体位変換 \\
移動、移送 \\
ボディメカニクス \\
廃用症候群の予防 \\
睡眠
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 疾病3. 基本的な病因とその成り立ち}「B. 生体の障害」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「H. 安楽の確保」 \\
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「B. 食事と栄養」 \\
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「D. 活動と運動」
\end{array} \\ \hline
\rm D. 清潔 & \begin{array}{l}
入浴、シャワー浴 \\
清拭 \\
口腔ケア \\
洗髪 \\
手浴、足浴 \\
陰部洗浄 \\
整容 \\
寝衣交換
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「H. 安楽の確保」 \\
\rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「F. 清潔と衣生活」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

15. 患者の安全・安楽を守る看護技術

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 療養環境 & \begin{array}{l}
病室環境 \\
共有スペース \\
居住スペース
\end{array} & \rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「A. 環境」 \\ \hline
\rm B. 医療安全対策 & \begin{array}{l}
転倒・転落の防止 \\
誤薬の防止 \\
患者誤認の防止 \\
誤嚥・窒息の防止 \\
コミュニケーションエラーの防止
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「G. 安全管理〈セーフティマネジメント〉」 \\
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「E. 救命救急処置」 \\
\rm {\bf 統合1. 看護におけるマネジメント}「E. 医療安全を維持する仕組みと対策」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 感染防止対策 & \begin{array}{l}
標準予防策〈スタンダードプリコーション〉 \\
感染経路別予防策 \\
手指衛生 \\
必要な防護用具(手袋、マスク、ガウン、ゴーグル)の選択・着脱☆ \\
無菌操作 \\
滅菌と消毒 \\
針刺し・切創の防止 \\
感染性廃棄物の取り扱い
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「F. 感染防止対策」 \\
\rm {\bf 基礎3. 看護における基本技術}「G. 安全管理〈セーフティマネジメント〉」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$

16. 診療に伴う看護技術

$$
\begin{array}{|l|l||l|} \hline
中項目 & 小項目 & {\bf科目\ 大項目}「中項目」 \\ \hline
\rm A. 栄養法 & \begin{array}{l}
経管・経腸栄養法 \\
経静脈栄養法
\end{array} & \rm {\bf 基礎4. 日常生活援助技術}「B. 食事と栄養」 \\ \hline
\rm B. 薬物療法 & \begin{array}{l}
与薬方法 \\
薬効・副作用(有害事象)の観察
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「C. 与薬」 \\
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「D. 輸液・輸血管理」
\end{array} \\ \hline
\rm C. 輸液・輸血管理 & \begin{array}{l}
刺入部位の観察 \\
点滴静脈内注射 \\
輸血
\end{array} & \rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「D. 輸液・輸血管理」 \\ \hline
\rm D. 採血 & \begin{array}{l}
刺入部位 \\
採血方法 \\
採血後の観察内容、採血に関連する有害事象☆
\end{array} & \rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「F. 生体機能のモニタリング」 \\ \hline
\rm E. 呼吸管理 & \begin{array}{l}
酸素療法の原則 \\
酸素ボンベ \\
酸素流量計 \\
鼻腔カニューラ \\
酸素マスク \\
ネブライザー \\
口腔内・鼻腔内吸引 \\
気管内吸引 \\
体位ドレナージ
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「A. 呼吸、循環、体温調整」 \\
\rm {\bf 成人10. 呼吸機能障害のある患者の看護}「A. 原因と障害の程度のアセスメントと看護」
\end{array} \\ \hline
\rm F. 救命救急処置 & \begin{array}{l}
気道の確保 \\
人工呼吸 \\
胸骨圧迫 \\
直流除細動器 \\
\rm 自動体外式除細動器〈AED〉 \\
止血法 \\
トリアージ
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「E. 救命救急処置」 \\
\rm {\bf 成人4. 救急看護、クリティカルケア}「B. 救急看護・クリティカルケアの基本」 \\
\rm {\bf 統合2. 災害と看護}「B. 災害各期の特徴と看護」
\end{array} \\ \hline
\rm G. 皮膚・創傷の管理 & \begin{array}{l}
創傷管理 \\
褥瘡の予防・処置
\end{array} & \begin{array}{l}
\rm {\bf 基礎5. 診療に伴う看護技術}「B. 皮膚・創傷管理」
\end{array} \\ \hline
\end{array}
$$


対応付けには、これまで出題された20年分の必修問題930問を使っています

考えてみれば、学校で「必修問題」なんて名前の授業はなくて、解剖生理とか病態とか薬理とかなんとか看護学とか、色んな科目の基本から出題されるのが必修問題
極論すれば、必修問題には全ての科目が詰まってる
一つの小宇宙
ということは、必修問題を勉強するには元の科目を復習しなきゃいけないはずで、対応はその足掛かりです
教える側にとっては、それぞれの科目できちんと教えているかのチェックになるでしょう

必修問題と対応する科目の内訳
横軸は対応した必修問題の数です

割合の円グラフ

人体、疾病、社会、基礎で、ほぼ9割
当り前ですが、必修問題は基本的な科目から多く出ます
勿論、他の科目が必修問題と無関係ではなくて、
他の科目の基礎にもきっと含まれていて、繰り返し習っている内容なのでしょう

発表された時、「16. 診療に伴う看護技術」の「E」が飛んでたけど、いつの間にか直ってる

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