連問

長文問題は、長文の後に2つ3つの問題が続いて一続きの連問になったもの
医師国試の臨床長文、看護師国試の状況設定問題、資格によって呼び名も変わったり

一人の患者さんについて、色んな状況、色んな側面を複数の問題で尋ねます
医師国試だと、さらに追加の長文で経過が入ったりして、ストーリーがじっくり読めることもあります

ただ、そもそも、連問であることと長文があることとは別の話
長文なしの連問も、連問でない長文も、本当はあっていいはず

実は、看護師の状況設定問題には、1問だけの長文問題があります
長々と読ませておいて、1問限り
なんとなく、元々3問の連問だったのが、1問欠けて、急いで2問と1問になった雰囲気も感じたり
邪推

1問だけの長文問題、最小トークン数

次の文を読み120の問いに答えよ。
 Aさん(82歳、男性)。長男夫婦との3人暮らし。4年前に認知症dementiaと診断された。Barthel〈バーセル〉インデックスは100点、Mini Mental State Examination〈MMSE〉は18点。環境の変化で落ち着きがなくなることがある。日頃は温泉旅行やカラオケを楽しんでいる。右外果にできた創傷から右下腿の腫脹と疼痛が出現したため病院を受診したところ、蜂窩織炎cellulitisと診断されて入院した。入院翌日、右下腿の腫脹と疼痛は続いている。担当看護師は、認知症dementiaの行動・心理症状〈BPSD〉を最小限にするための看護を計画することとした。

120
 担当看護師が計画するAさんへの看護で適切でないのはどれか。
1. 右下腿を足浴する。
2. 右下腿を挙上する。
3. 温泉旅行の話をする。
4. Aさんが好きな歌を歌う機会をつくる。

(看護師107 午後 120)

連問で続けるのは出題基準で3問まで

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