3/3 中日7-2日本代表 盛り上がる名古屋
大勝である。
先発は小笠原。この時期にしては長い5イニングに多い79球。
この日は3月3日の”金曜日”
日本代表相手に投げられることは幸せであろうが、小笠原にとってはそれ以上に意味のある”金曜日”の登板で5奪三振1失点と抜群の内容。
ドラゴンズの投手が軒並み高い数値を叩き出していたのでムムム?という点はあるけどMAX152キロ。ハイペースを心配してしまうほど調整は順調。
2番手は涌井。ドラゴンズ初の実戦登板で1イニング無失点。MAX149。
青いユニホームかっけええ!って思ってたらここに来て初めてビジユニ着用に気付いた。本拠地でビジユニ着用してても違和感ないからそれだけこの新ユニがカッコいいという事なんだろう。
今永に対して対応したのは新戦力組。田中幹也のヒット盗塁にカリステが粘ってタイムリー。1試合で判断するのは時期尚早だけど手打ちでひどい内容だった龍空にとって代わって”金曜日”の遊撃手に名を連ねてるかも。ジャリエルとライデルが合流するまでは外国人枠にも空きがあるので。
一方で大島ビシエド周平木下龍空の既存組は6打数0安打で5三振。シーズンでも苦労しそうだねこりゃ。
その今永が降りた後は周平が迷いなくバット振れていたのが印象的。
とくにアキーノのHRの後のツーベースは全ドラゴンズファンが周平に期待するまさにその打球の軌道だったし、3-0から狙ってくれて内容としても素晴らしかった。
7回の攻撃は先頭で四球出塁の田中幹也に井端の姿を重ねられずにはいられなかった。ストレートをシバける細川、選んで歩けるアキーノ、その四球の後の初球をミスしない周平、どさくさ紛れで栗林からタイムリーの木下。もう最高かよこの攻撃陣。
ドーム外のグッズ売り場には昼間から長蛇の列。人々が期待を持って足を運ぶというスポーツ本来の意義が取り戻されてきたよう。
そして何より超満員のスタジアムで声出し応援が解禁されたというのがプロ野球界にとって大きく、新たな1ページが刻まれたんだと心が震えた。
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