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自己分析を自己PRにつなげる方法〜その2

はじめに

どうも、daigouです。

自己紹介の時、"u"はほぼ発音しないので、名前を記入する機会があると必ず驚かれます。同じ大学で、同じ学年の、そこそこ仲のいい現会社の同僚にも驚かれました。

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さて、今回は「自己分析を自己PRにつなげる方法〜その2」という事で、前章で紹介した3つのステップの1と2を具体的に解説していきます。

▼自己分析→自己PRの3ステップ
STEP1.材料を洗い出す(自己分析)★
STEP2.材料をグルーピングする(自己分析と自己PRの間)★
STEP3.グルーピングをもとに伝えたい事をひねりだす(自己PR)

もし、「(その1、まだ読んでないよ…)」という方は戻っていただいても、そのまま読み進めて頂いてもOKです。

内容的に補完関係ではありますがゆるく独立しているので、その2だけでも大丈夫です。

また、各ステップを読まれる際はお手元にワークシートをご用意の上、「ワークをしながら読む」というのをオススメします。

実践でつまずいてしまった場合や、悩まれた場合は気兼ねなく「ヘルプ!」ぐらいの勢いでご連絡下さい。

その1の、ざっくりおさらい

「その2だけでも大丈夫です。」という数行前の発言をひっくり返し、簡単なおさらいをしていきます。

▼その1→3つのポイント
・「なんとなく」の就活準備は今すぐやめよう
・自己分析→自己PRは①材料を洗いだす、②材料をグルーピングする、③グルーピングから伝えたい事をひねり出す
・①〜③ではモチベーショングラフと論理の三角形を活用する。

「なんで、なんとなくしちゃダメなの?」
「論理の三角形って何?」
「わすれちゃったw」
という方はその1を参照して下さい。

STEP1.材料を洗いだす

ここでは、モチベーショングラフを使って、自己PRを考えるための材料を洗い出していきたいと思います。

料理で例えるなら食材探しです。
どのような食材があるのか?その量は?調理を始める前の確認が重要ですが、自己PRも同じです。ここでの洗い出しがこの後おこなう料理(自己PR)の出来を大きく左右します。

では実際にモチベーショングラフを書いてみましょう!…とその前に。

モチベーショングラフを書く時のポイントを3つにまとめました。
ポイントをしっかりおさえた上で、出来る限りのエピソードをモチベーショングラフに書き込んでみて下さい。

▼考える材料を洗い出す時のポイント

1.大学時代に固執しなくで大丈夫です

皆さんの性格や物事への判断基準などは大学時代の出来事だけではなく、幼少期にルーツがある可能性があります。
出来る限り、記憶をさかのぼってモチベーショングラフに記入してみてください。

2.経験だけに固執しなくて大丈夫

自己分析と聞くと「経験」だけを思い出そうとしがちです。
経験は皆さんを構成する大きな要素ですが、1つの要素です。
例えば先輩や友達、恩師との出会い。
書籍や漫画との出会い。
さまざまな出来事が皆さんに影響を与えている可能性があるので、経験だけに縛られずに、自由にモチベーショングラフを書いて下さい。

3.頑張ったことだけに固執しなくて大丈夫
これも自己分析でハマる罠です。
辛いこと、しんどかったこと、悩んだことも皆さんを構成する要素の1つです。人生ずーっと頑張り続けている人間はごく稀です。頑張ったこと以外も胸を張って材料にしてください。

私のモチベーショングラフを用意してみました。

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また、よくいただく質問を3つにまとめました。
参考にして下さい。

Q:モチベーションを1本線で表現するのが難しいです。
A:私は1本線で書きましたが、複数線で描いていただいてもOKです。

例えば、「部活動のモチベーション」や「勉強へのモチベーション」、「趣味・恋愛へのモチベーション」などなど。
何かが高い時、何かが低いというのは普通にありえることです。
Q:どの時期のことから書いていくのがいいでしょうか?
A:思い出しやすい事から優先的に書いてOKです。

モチベーショングラフを書こうとすると、幼少期から記入する方が多いのですが、思い出しやすい直近のエピソードから書き出してOKです。
Q:幼少期の出来事が思い出せないです。
A:なかなか思い出せない方は当時の環境について思いを馳せてみて下さい。

例えば、「所属していた部活動」や「よく遊んでいた友達、趣味」など。
そうすることで芋づる式に記憶がよみがえる…可能性があります。

書き方にルールはありません。
繰り返しになりますが、モチベーショングラフを作るのは材料を洗い出す事が目的です。
形式に縛られず、書きやすいやり方で自由に作成してください。

▼ステップ1→まとめ
・モチベーショングラフを作りながら考える材料を洗い出す
・考える材料を洗い出す時のポイントは①大学時代に固執しない、②経験だけに固執しない、③頑張った事だけに固執しない
・形式は参考程度に、書きやすいやり方でOK

STEP2.材料をグルーピングする

さて、ここからはモチベーショングラフに書き出した材料をグルーピングしていきます。

料理で例えるなら食材の整理・下準備です。

料理番組でいざ調理を始める前に、食材がカテゴリーや使用タイミング別に整理されていると思いますが、それです。

グルーピングは2つの視点でおこなってみて下さい。
ちなみに「今考えると」でOKです。

▼まとめる時の2つの視点

1.似ているエピソードはないか?

グラフの変化に注目する…高→低、低→高
各エピソードに注目する…高い所、低い所、またそれ以外
モチベーショングラフを眺めながら、似ていそうなエピソードを整理して下さい。

2.繋がりそうなストーリーはないか
それぞれのエピソードを振り返りながら、つながりはないか?例えば「幼少期の出来事がきっかけで、大学時代は○○にチャレンジ」などなど。

モチベーショングラフを眺めて、なんとなくでも「このエピソードとこのエピソードはまとめれそうだな〜」と思った方は、まとめたエピソードから得た気付きや学びをタイトル・キャッチコピーにしていきましょう。

ここでも私の例を紹介します。

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繰り返しになりますが、これらは「今考えると」でOKです。
「当時どうだったか?」は重要ではありません。

私の例も「今考えると」です。
部員やメンバーと対立していた当時、「これで仲間になれるぞ!」なんてポジティブではなかったです…

2つぐらい見つかった方は、論理の三角形の下の3つの箱(根拠)にタイトル・キャッチコピーとグルーピングしたエピソードを記入して下さい。

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できれば、3つの箱を埋めれるように頑張って下さい。
というのも、3つの箱を埋めれることで、複数の根拠に支えられた説得力・納得感のある自己PRを作ることが出来ます。

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もし、このステップ2でつまづいても落ち込まなくて大丈夫です。
グルーピングが見つからないのは、考える材料が足りていないだけです。
なので、つまづいた方はステップ1に戻って下さい。

ステップ1に戻った際のコツもまとめておきます。

▼モチベーショングラフを書き足すコツ
1.広げて考える

モチベーショングラフに書いてあるエピソードの前後で何かなかったかな?といった具合に、範囲を広げて考えて見て下さい。

2.深く考える
書き出したエピソードを更に肉付けしてみて下さい。
エピソードの内容以外にも、例えば「きっかけ」「誰と」「どこで」「なぜ」などなど。

これで下準備は完了です。
後は自己PRをひねり出すだけです。

▼ステップ2→まとめ
・モチベーショングラフを眺めながら、似ている・つながりのありそうなエピソードをまとめる。
・まとめたエピソードから得た、学びや気付きをタイトル・キャッチコピーにしてみる。
・グループが見つからない場合は、モチベーショングラフに戻る

次回「自己分析を自己PRにつなげる方法〜その3」では最後のステップについて解説していきます。

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