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第13話  Strong RelationShip



怒涛の修行1日目が無事終わった。

気がついたら
働き出してから14時間が経っていた。


時間は待つと長く感じる。
目の前の事に集中すると時間は縮む。

時間は誰しも平等に与えられるが
過ごす時間は
その人の意識の濃さに比例する。



歳の割に若々しい人は
過ごしてきた
意識の濃さの積み重ねかなと思う。

そんな事をふと思った修行1日目だった。



正直この時、この職場は
案外やっていけるなと思った。

思っていたよりしんどくなかった。

しかしその1日は
数ヶ月後、
周りの人たちの助けがあったからだと
痛いほど思い知らされる事となる。


僕が気持ちよくスタートを切れるよう
立ち回ってくれてた事
気を遣ってくれてた事
様々な事がその1日に詰まってたんだと


数ヶ月後、あまりの辛さに
逃げ出したくなる事が来るなんて
その時1ミリも思わなかった。



2017年の東京
友達と呼べる人達が沢山集まっていた。

・仕事で上京してきた地元の友達
・活動拠点を東京に移した先輩達
・元々関東が地元でダンスを通じて繋がった     
 同世代、諸先輩方




東京という場所はめちゃめちゃアウェイだったが周りの人達のお陰でホーム感に溢れていた。


仕事とプライベートで
流れる空気感に
真冬のニューヨークと
真夏のジャマイカ程の差が
あったのだったかもしれない

つづく


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