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脱EXCEL!もっとGoogleデータポータルを活用しよう。Vol.1
「PDCAを高速で回そう!」
突然ですが「Googleデータポータル」使ってますか?
Googleデータポータルはホームページ担当者からはおなじみの
Googleアカウントがあれば無料で利用できる「BIツール」
データポータルを利用してホームページへの来訪者情報の分析に活用されているホームページ担当者も多いと思いますが、まだまだEXCELを利用している担当者も多いのでは?
もちろんEXCELを活用するほうがベスト!というケースも多くありますので、ケースbyケースで選択して下さい。
「意思決定にスピード感が必要」
「PDCAにスピード感を出したい」
何かしらの運営でスピード感を出したい場合の選択肢の一つとして「Googleデータポータル」を検討してみてはいかがでしょう。
そもそも「Googleデータポータル」はBIツールとしての役割があります。
※BIツールって何ぞや?て詳しい説明は検索してみて下さい。
つまりは「昨今のビジネスにはスピード感って大事」だよね。
IoTやAI技術の発展で様々なデータを膨大に取得できるようなった背景もあり人気が高まってます。多くのデータ分析を必要とする分、集計作業や可視化に割く時間をなるべく少なくしましょう。
マイクロソフトも「PowerBI」というBIツールをリリースしています。
たしかに「BIツール」を利用するとレポート作成が楽になります。
膨大なデータを組み合わせて可視化することで
まさしく「意思決定を早めること」が可能となります。
問題点の把握が早くなることで施策実行スピードもあがります。
また、簡単なデータ分析でしたら「データポータル」で事足りる事も多くあります。わざわざEXCELで表組み、計算してグラフ作成・・・という地味な作業が効率化できますよ。
私は日々の運営でデータ活用をしながら
時間帯ごとにPDCAを回していく必要のある小売店など
ぜひ「活用してほしい」と考えています。無料ですし!
ツールの見た目から少し敬遠されがち?なんでしょうか?
活用している方もまだ少ないようなので「便利だよ。」っていう点を中心に簡単に説明してきます。
例として参照元はスプレッドシートを使用して説明します。
同じGoogleのツールなので相性も良いです。これも無料です!
データポータルの「簡単な使い方」
下のようなデータがあったとします。
※5月1日~5月5日までの売れた商品ごとに性別・サイズ・カラー・価格
GW期間中に一番売れた商品を知りたい、一番売れたサイズを知りたい、カラーを知りたい等など・・・小売店でよくあるパターンです。
用意したデータを参照するだけで自動集計をしてくれるデータポータルは本当に便利です。
「データ接続」
「新しいレポートの開始」
無題のレポートは自由な名前に変更してください。
「右側からデータソースの選択」
「Googleスプレッドシートを選択」
参照したいスプレッドシートを選択後、参照したいデータのシートも選択しましょう。
※シートごとにデータを参照する仕組みです。
うまく接続できるとスプレッドシートで準備した情報が確認できます。
右上にあるレポート作成ボタンを押して進んでください。
これでデータ接続は完了です。
「レポート作成」
白紙の状態ですが・・・
「グラフを追加」用途別で選択してください。
今回は一番シンプルな表を選択します。
ディメンションは「商品名」で選択され、指標は「価格」で自動集計されてます。
これだけでも期間中に一番売れた「商品名」が確認できます。
右側に「使用可能な項目」というメニューがありますね。
「日付」「商品名」「サイズ」「カラー」
ディメンションに項目に追加してみましょう。順番の入れ替えもドラック&ドロップで簡単です。
※グラフによっては複数の「ディメンション」を選択できないものもあります。
これで「日付」「商品名」「サイズ」「カラー」ごとに売上を集計可能になります。簡単でしょ!
「まとめ」
あとはフィルタリングするのメニューを追加、好みの情報で集計できるように調整しましょう。
「Googleデータポータル」はWebサイト分析ツールという認識で広まった印象がありますが、実際にはビジネス分析ツールとして幅広く活用できます。
今回ご紹介できなかった機能としては
「レポート内で計算」「他の参照データと混合」などEXCELに負けない機能があります。この機能がさらに便利なんですよね。。
スピード感のある意識決定をするためのツールとして
「BIツール」を活用してみませんか?
D2Cdotおきなわでは「作業工数の見える化」に「Googleデータポータル」利用しています。
次回へつづく・・・