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D2C 広告審査業務について


D2C宮崎オフィスには以下の2つの部門があります。

・広告審査部
・オペレーション推進部

今回はその「広告審査部」の業務についてご紹介します。




広告審査とは

広告審査部の業務は文字通り「広告審査」を行う部門です。

昨今、インターネット広告は成長が続く一方で、これまで以上にインターネット利用者への安全性の配慮が必要とされています。

広告審査とは、利用者に不快感を与える表現や、違法性のある広告を排除するなど、さまざまな観点でチェックし、ユーザーが安心してインターネットや広告を利用するための取り組みです。


広告審査業務の難しさ

ただしその審査判断は非常に難しく、一つの画像を見て不快に感じるかどうかは人それぞれ感覚が異なることも多く、また違法性の観点も解釈に迷うことが多くあります。

そのため私たちは「広告審査基準」というルールを設けています。

このルールがあるからこそ、統一した審査判断ができるため、私たちはこの「広告審査基準書」をとても大事にしています。

常に新しい商材や広告表現を取り扱うことから、ルールも日々アップデートすることが求められるため、このような審査判断以外の業務改善活動も私たちの大事な仕事のひとつです。

広告には関連するさまざまな法律があり、特に「薬機法」「景表法」と言われる法律は、判断が難しいものとして、常に事例を相談・共有しながら学び続けています。

広告関連諸法規以外にも業界や商材ごとにルールがあり、さまざまな事例があるため、この広告審査基準書はとても多岐に渡った分厚い構成になっています。


広告審査担当になるためには

覚えることが非常に多いため、熟練した広告審査判断は一朝一夕で身に付くものではありませんが、審査担当者には初心者からでもなることができます。

私たち広告審査部では、初心者でも丁寧に指導を受けることで、先輩のサポートを受けながら平均して3か月目から審査担当として業務するようになります。

そこで審査担当者として必要なる能力は「コミュニケーション能力」と「理解力」です。

広告審査業務は黙々と独りで行う業務ではありません。

日々、仲間と審査判断について議論・相談しあい、理解を深め、知見を高めることで、正しい審査判断が徐々に身についていきます。

仲間と協働しお互いの技術を高めあえる関係性を築くことが重要ですので、そのためのコミュニケーションを積極的に行うことができれば、広告審査は初心者でも充分活躍することができます。



広告審査業務で大事にすること

私たちは審査をするときにはインターネットユーザーの視点を持つことを常に心がけています。

自分がインターネットユーザーの立場になり、広告を見たときに不快に思わないか、というポイントを意識して審査を行うことが重要です。

また、社会の変化に伴って広告関連諸法規も度々改正されます。

そのために、インターネットにおける消費者トラブルや、厚労省・消費者庁等の行政や消費者団体・JARO等がリリースする問題広告の事例など、マーケットの動向は常に注視し、定期的に勉強会で取り上げて「いちユーザーとしての視点」を忘れないよう心がけています。



他社と私たちとの広告審査業務の違い

他社の広告審査業務と大きく異なる点は、私たちは自社(D2C)の広告配信サービスを持っているため、その広告審査基準を自らアップデートし、運用できる点にあります。

ただ業務の一部を依頼されて広告審査を行うだけでなく、自らルールを考え、それを安心安全な広告品質に反映することができる点について、難しさと同時にやりがいを感じることができます。

※「ドコモ広告」や「docomo Ad Network」は、私たちが審査する広告配信サービスのひとつです


以上、今回は私たち「広告審査部」の業務についてご紹介しました。

また、広告審査部業務のご紹介についてはぜひ「Part2:続編」もありますので、引き続きご覧ください。

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