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RE雨宮歴史

今年2025令和7年はRE雨宮生誕50周年です!!

RE雨宮の歴史

創業者: 雨宮勇美(あめみや いさみ)氏

設立: 1974年

所在地: 東京都八王子市

特徴: マツダのロータリーエンジンを搭載する車両(RX-7、RX-8、サバンナなど)を専門にチューニングやレース活動を行うことで知られています。

雨宮氏は、ロータリーエンジンの独特なメカニズムに惚れ込み、マツダ車の改造やメンテナンスを通じてその魅力を追求。1970年代後半から国内外のモータースポーツに参戦し、優れたチューニング技術で名を馳せました。

代表的なチューニングカーと特徴

1. RX-7(FD3S・FC3Sシリーズ)

RE雨宮スーパーGT仕様

最高峰の技術を投入したGTレース仕様。大幅な軽量化、エアロダイナミクスの追求、ハイパフォーマンスなロータリーエンジンを搭載。

レースでは安定した成績を残し、GT車両として高い評価を得ています。

RE雨宮ストリート仕様

ストリート向けチューニングでも大人気。エアロキット(AD-GTシリーズ)やスポーツマフラー、サスペンションキットが有名。

2. RX-8(SE3Pシリーズ)

RX-8の自然吸気ロータリーエンジン(13B-MSP)をベースに、吸排気系チューンや軽量化を施したモデル。

独自のエアロデザイン(D1GP仕様など)で注目を集めました。

3. サバンナ(RX-3)

初期のRE雨宮を代表する車両。ロータリーエンジン黎明期からのノウハウを活かした高度なチューニングが施されています。

レース活動

スーパーGT参戦

長年にわたり、スーパーGT(旧称:全日本GT選手権)のGT300クラスに参戦。

代表車両: RX-7(FD3S)

特徴: 軽量な車体とロータリーエンジンの高回転性能で、数々の勝利を収めました。

成績: 2006年のスーパーGT GT300クラスチャンピオンを獲得しました。RE 雨宮レーシングドライバー井入宏之選手と山野哲也選手、チームを指揮雨宮勇美監督。GT参戦12年目の戴冠。

D1グランプリ

RE雨宮は、ドリフト競技「D1GP」でも活動。FD3SやRX-8を駆り、ドリフト仕様に特化した改造を実施。

特徴的な派手なエアロパーツと安定した走行性能でファンを魅了。

海外レース

オーストラリアのタイムアタック「WTAC」にも進出し、ロータリーエンジンの可能性をアピールしました。

代表的なパーツと技術

1. エアロパーツ

独自のデザインが施された「ADシリーズ」エアロキットは、軽量かつ空力性能に優れています。

ストリート仕様からレース仕様まで幅広く展開。

2. エンジンチューニング

ロータリーエンジン専用パーツ(ポート加工、シール強化、ターボキットなど)で高出力化。

13Bや20Bロータリーエンジンを中心に、レース用とストリート用を両立。

3. サスペンションキット

雨宮オリジナルの足回りセッティングは、サーキット走行を意識した性能とストリートでの快適性を両立。

RE雨宮の功績と影響

ロータリーエンジン文化の発展

ロータリーエンジンのポテンシャルを世界に示し、その文化を後世に伝える役割を果たしました。

多くの愛好家を育成

ファンや愛好家が雨宮の技術に魅了され、ロータリー車両への興味が広がりました。

RE雨宮列伝: 未来への展望

現在でもロータリーエンジンの魅力を伝える活動を継続中。特に電動化が進む自動車業界の中で、次世代ロータリーエンジンに対応した技術開発や新しいアプローチが期待されています。

RE雨宮の情熱は止まることなく、ロータリーエンジンの伝説を作り続けています。

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