デザインとアートの違い
デザインすること
デジタルファーストキャンプの第三タームではデザインについて学んだ。
まず、何かをデザインする際は、誰にどのようなメッセージを伝えるのかを考えマトリクス表を作成。そのコンセプトを常に意識しながらデザインすることの重要性を教えられた。
学んだことを一言で表現した「デザインはコミュニケーション」という言葉が心に刺さった。
アートとの違い
同じクリエイト表現としてアートがあるが、アートはもっと自由だ。制作者の心の中を表現することで、見る人の感情を動かすものである。ただ、観る方は、必ずしもその感情を受け取れるものではない。
その点、デザインは受け手を意識して制作することが重要だ。情報や意図が、わかりやすく好意的に伝わるものが良いデザインなのだと思う。
そういった意味でも「デザインはコミュニケーション」という表現はしっくりとくる。ただ、デザインもアートも人の感情を動かすところは共通している。
フォント(書体)選び
自分は幸いなことに、母が書家なので子供の頃から書やアートに触れることは身近なことだった。子供の頃は、読めない文字の良さはイマイチわからなかったが、なんとなく自分なりの美的感覚はそのころからあったように感じる。そんなこともあってWebページを制作する際のフォント選びは楽しい作業であるが、デザインの場合は受け手を意識して読みやすさも意識しないといけない。
文化の日に感じたこと
デザインを学んでいると目に入るもののデザインが気になってしまう。飲食店の看板にメニュー、テレビのテロップ至るまで気になって仕方ない。デザイナーは、フォントだけで何時間も語りながら飲めると先生が話していたがわかる気がした。今日は、デザインとアートを感じた文化の日であった。